<INDEX>   <No.1>2010.07.06   <No.2>2010.07.07@
<No.3>2010.07.07A  <No.4>2010.07.08  <No.5>2010.07.09
<No.6>2010.07.10 <No.7>2010.07.11    <No.8>2010.07.12
<No.9>2010.07.13 <No.10>2010.07.14

No.4 ■ 2010 . 07 . 08 (thr)

森崎氏宅にて目覚めます。NYでの3日目、昼過ぎ・・・。眠いんですが、暑くて・・・。本当に尋常じゃない暑さです。

昨日Tシャツが足りないと思い、森崎氏に教えてもらった激安店で購入しました。ユニクロもビックリの1枚1ドル!Tシャツが100円でおつりがくるなんて・・・・。大量に買って帰って、1枚200円で売っても利益があるじゃないか・・・と、つまらぬコトを考えてしまいます。

あと、ヒッコリーのスティック、昨日も使いました。やはりある程度音量の確保できるスティックが必要です。
森崎氏とマンハッタンへ出かけます。森崎氏宅の周辺、ブルックリンの風景です。中国人の方々がたくさんいてはります。

森崎氏行きつけのパン屋さんでアイスコーヒーを購入して急ぎます。森崎氏はこの後、近々あるライブのリハがあるようです。
急いでいるのに・・・マンハッタンへ向かう電車がまたも運行していませんでした・・・。

やむを得ず逆方向へ・・・、動いてる線を探して乗り換えます。

コーニーアイランドです。観覧車があります。その向こうには海も見えます・・・。

通常なら30分程度なのに、1時間半ほど掛かります。
やっとタイムズスクエアの駅に到着。この駅はところどころ空調の効いているところがあったり、公衆用のトイレがあったり使い勝手は良いです。プラットフォームなどは基本的に灼熱ですが・・・。

ストリートパフォーマンスをしている方がいます。この長い笛は何なのでしょう?ディジュリドゥ?ブィ〜〜〜・・・・って独特の音色を出しながら、股に挟んだ太鼓やらカンカンやらを叩いてリズムを出しています。すごくユニークなこともあり人だかりがすごいです。
彼はどこの国出身なんでしょう?
地上に上がりました!

タイムズスクエア!でかい!人が多い!!

とりあえず楽器屋へ!!
やはりここに来てしまいます。『Steve Maxwell』です。

シンバルが良いの無ければスネアでもいいかなとか考えつつ・・・
イケてるシンバルを発見!!試奏室に並べられてなかったので、まだ試していなかった物です。

STEVEさんに尋ねてみるとこのシンバルは『OTAVIANO』というブランド。オタビアーノさんって方がハンドメイドで作ってはるそうで、オールドK的なダークなシンバルでした。

これはなかなか良いじゃないか!!欲しい!!

20インチがあれば買おうかと考えますが、今のところ在庫は22インチのみ。あと2週間もすれば入るよと言われますが、そんな先までいてまへん・・・。

22インチの値段を聞いてみたら680ドル。んー・・・・税金入れると、日本円で70000円以上・・・・。その金額は、どうか・・・。

考えをめぐらせて店を出ます。

8th Ave沿いにある森崎氏の練習しているスタジオへ向かいます。

あのシンバル・・・買うべきか・・・?考えながら歩きます。

道端で売られている菓子パンが異様においしそうに見えます。たぶん激甘で超高カロリーなのでしょうが・・・・。衝動買いは控えます。
森崎氏のバンドのリハにお邪魔しました。

もうすぐ『マイルスカフェ』にてライブがあるようです。

おなじみのファンクナンバーを演奏中!!
彼らのリハ終了後、一緒に食事をして私はジャズクラブ巡りへ行きます。

同じ店にしぶとくかよっている方が、良いミュージシャンに出会えると信じてこの日もWest4thから回ります。
はい!Garageに来ました。
表に出ているカレンダーと明らかに違う方が演奏しています。トラなのでしょう。Evan Schwarnさんのカルテット。なんて読んだらいいのか分かりません。

写真には4人写っていますが、1曲目がスタートしたときにはドラムさんがいない状態でトリオ演奏。またまた、ドラムレスか・・・と思っていたら、1曲目が終わりそうな辺りでドラマーが彼女と思われる人と入店してきて、急いでドラムに座りドラムソロを演奏・・・・。なんだこいつは・・・、と思いましたが演奏は熱くてカッコよかったです。

不思議なカルテットでした。
なかなか楽しかったなあと余韻に浸りつつ、いつものコース・・・『Smalls』です。
良いドラマーが演奏してることを祈ります。
この日Smallsで見ることができたのはVirginia Mayhewさんのカルテット。こちらもお名前はなんと読んだら良いのでしょう?

演奏は超難解なキメの多い曲ばかり。全員譜面にくぎ付けで演奏しています。おそらく当日リハとかでやってるんじゃないかな・・・?そんな雰囲気。みなさん演奏はキッチリこなしています。

ドラマーはビンスエクターさん。レフトハンドでレガートを演奏しますがセッティングは右利きと同じというスタイル。すごいカッコイイ演奏で、フュージョン的なスタイルもありな感じ。譜面にしばられないようなセッション演奏を見てみたいなと思い、今後のライブ予定等尋ねてみましたが、すぐ遠いところに行くそうで・・・、残念。
Smallsのトイレにて落書き発見。

細い目地のところに『Smalls Suck,Too Expensive!』って書いてます。

それに答えて『You Suck,too cheap』。小さなバトルです。

私は安いと思いますがね・・・・。


さてFAT CAT に向かいましょう。たしかグレッググラスマンさんが出てるはず・・・
FAT CATに来ました。やってます!!

ドラムはジェイソンブラウンさん。やっぱりすごいです。この日は私の知っているスタンダード曲もやっていました。知っている曲をやっていただけると見てる側はありがたいですね。へー・・・自由に唄うなーとか、こんな捉え方するんや・・とかいろいろ参考になります。刺激もさることながら、自分ならばどう唄うか想像しながら聴きます。

アイディアが豊富で、かつそれを発展させる方法も多彩で・・・。、こういった演奏を見れることがうれしい!!
FAT CAT で多くの刺激をいただきました。これを自分の演奏にも・・・。

ジャムセッションはどこへ行こうか・・・
やはり、気軽に行けるクレオパトラへ。

今日のセッションはどんな感じで・・・?
この日セッションホストは日本人の方々でした!!素晴らしい!!

ほんと日本の方がこちらで活躍されてる姿はうれしいものです。頑張って欲しい!!
ですが・・・、お名前を聞きましたが忘れてしまいました。自己嫌悪です。


この日も数曲演奏できました。なかなか、先ほど得た刺激を演奏にすぐ反映させるほどの技量がなく・・・悔しい!

しかしながら、帰りの電車でもずっと受けた刺激が残ります。唄うイメージを大事に。3日目終了です。

<INDEX>      <No.3>      <PAGE TOP>      <No.5>