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No.8 ■ 2009 . 6 . 25 (Thu)

写真の時点では6月25日(木)朝6:00くらい。昨日『DUANE READE』で買った生活用品を出して確認しています。

右上二つはシャンプー・リンス。旅行用とか無くて一番小さいのがこれでした。真ん中は髭剃り。下は石鹸。
そして、左のものですが、『Hand Sanitizer』という商品。手のひらなどにつけるアルコール消毒です。手で食べ物をつかむこともあるだろうし、インフルエンザ対策にと森崎氏の提案で購入しました。使うと少し安心です。

もうそろそろ寝る時間なのですが、いつも帰り際にコンビニで買っていたチキンを食べます。

このチキンは味付けがたいへんシンプル、レモン風味です。普段はバーガーにしてチーズが挟まれて売られているのですが、イエメン人の店主にチキンだけをくれとお願いして少し安くしていただきました。

店主は顔は怖いですが良い人でした。

そうこうしているうちに森崎氏が帰宅しました。

彼は寝る前に必ず懸垂しています。

彼曰くはNYには男性の魅力を現すカテゴリーとして『セクシー』というものがあるらしく、それを得るために毎日の懸垂は欠かせないのだとか・・・。
確かに・・・、日本人が言うセクシーな男性は少し違っているように思います。筋肉質な細マッチョ的なものがどうもNYでのセクシーなようです。

森崎氏に勧められて私も懸垂を試してみましたが・・・、私はセクシーには程遠いようです。

さて、お昼過ぎになりました。目覚めました。NY4日目です。6時間ほど寝たでしょうか。外にはゴミ収集車が来ています。何かとスケールの大きな国です。でかすぎるゴミ収集車です。

今日こそは楽器屋さんでイケてるシンバルなんぞ何か見つけたいと思っています。まだ行ってない楽器屋さんで『Guitar Center』というお店があるので今日はそこを目指します。

そして、本日は『Joey de Francisco』さんのライブを予約しているので『Jazz Standard』というジャズクラブの場所をチェックしています。

どんなライブでしょう、楽しみです。

時間を見計らい森崎氏とマンハッタンへ出かけます。

14stの駅から少し歩いた辺りにあります『Guitar Center』に到着いたしました。

このお店は入店時にバッグなどの手荷物を預けなければいけません。万引き対策なのでしょう。ピックなどの小物もカウンターの中に置いてあったりで徹底して客は疑われています。 あまり日本ではないタイプのお店ですね。

荷物を預ける際に森崎氏にパスポートとかカバンに入れたまま預けない方がいいと言われ、貴重品は全てポケットに持ち替えて預けました。こちら側も疑った方がよいみたいです。

店内に入るとすごい広さです。ドラムのフロアは何台ものドラムセットがズラーっと並んでいてたたき放題です。

森崎氏は『YAMAHAのセットがほしいッス、けど・・・』と言いたたいています。YAMAHAは高級品のようです。Gretschは少し安かったように思います。

ドラムのフロアの奥にシンバルコーナーがありましたが探しているお目当てのモノはありませんでした。ほとんど新品、日本で買える物ばかり・・・。安くもないし・・・。

ここでのお買い物は断念しました。しかし、他のフロアには楽しそうなものが多そうです。

ギターのフロアは、壁一面にギターが吊るされています。地震とか起きたら大変やろうな・・・とか考えつつ見物します。

ギターに関しては、ソリッド、ハコモノ充実の在庫です。しかし、フルアコに関しては少なめだったような気がします。

奥の方に『VINTAGE』って書かれたところがあったので行ってみると・・・

ありました!ヴィンテージのストラトたち!!テレキャスも!

私は基本的にFENDERは好きなので、こういったヴィンテージギターを見てるとワクワクしてきます。

左下のサンバーストのストラトは$23000、約230万円・・・・。65年製なのでCBSに身売りした年なので本当の意味でのヴィンテージ扱いではないのですが、そんなに高い値がついてるなんて・・・。横のテレキャスはプリCBSなのか値段は$90000とビックリの価格でした。

ヴィンテージものってやっぱり日本人が買っていくから高くなっていくんでしょうかね・・・。ドラムのシンバルも同様でKジルジャンのオールドも高騰しすぎです。

プレーヤーにとっては思い切って買うにはあまりに高すぎる・・・。結局イケてる感じの違うメーカーで安いものを探しています。

結局、ギターセンターでもイケてる楽器を見つけられませんでした。
森崎氏と、やっぱり最初に行った『STEVE MAXWELL』が一番いいかなという結論になりました。なので再度行こうかと・・・。

写真は『Union Square Park』です。多くの人がいます。アフリカ系、ヨーロッパ系、アジア系・・・全ての国の人がいてる感じです。移民の国ですね、さすが。普通のことですが、改めて感心してしまいます。

ギターセンターでもイケてる楽器を見つけらなかったので、『STEVE MAXWELL』へ向かいます。

SETEVE MAXWELLに来ました。オールドKジルジャンの22インチを試してみます、やはり良い音です。でも1800ドル・・・・。
スピッツの22インチもあったので試しましたが、こちらもかなり良いです。でも2000ドル超え・・・・。

高い・・・本当に高い。さすがに手が出ません。

色々と考えていたところ、森崎氏がSTEVE MAXWELLオリジナルブランドを見つけてくれました。22インチが3種類ほどあり、20インチも何種類か・・・。オールドKやスピッツと並べて比較しながら試奏しましたが、負けず劣らずダークでアーティキュレーションも良く・・・しかも、330ドル!これは・・!!買いかも!!

しかも、森崎氏は店主のスティーブ氏に値切りの交渉もしてくれてます!交渉の末300ドル! ナイスだ!そしてセクシー!お買い上げ決定です。
明日受け取りに来ることをスティーブ氏に伝えお店を出ました。良い買い物ができました。

この後見に行くライブまで少し時間があるので、マンハッタンの街をブラブラと歩いています。

写真左上はミュージカルか何かの劇場?右手には劇場よりも大きなせり出しの看板を持つマクドナルド。マクドナルドがミュージカルの劇場のように見えてきます。
だんだん慣れてきていますが、やはり豪快です。

グランドセントラルあたりまで移動しました。オフィス街なイメージがあったこの辺りでは夕方5時過ぎくらいになると、会社のビルの1階屋外部分がビアガーデンのような場所になり、仕事を終えたであろう人々がビールを片手に語らう姿が色々なところで見受けられました。

ダラダラ残業せずに定時終わりで即飲みモードに入ってる感じでした。 こういったサラリーマンの方々が仕事が終わるとともに、街中のジャズクラブに出かけて、ジャズクラブはたちまち満員です。

NYで受けた印象の一つがアメリカって本当に景気が悪くなったのか・・・・?ということです。これで悪いのなら大阪は・・・・、スケールが違うんでしょうな。

森崎氏とも別行動になり、そろそろ『Jazz Standard』を目指します。地下鉄で、Times SQまで行き、乗り換えて28stの駅へ向かいますが、時間帯的にラッシュアワーなようです。

かなり混んでいる上に列車のクーラーが壊れている車両だったので、後を待ちます。
地下鉄は結構な確率でクーラーの壊れたやつに当たりました。意外に多いですよ。


さて、28thの駅から少し歩いて『Jazz Standard』を発見いたしました。

Joey de Fransiscoさんのトリオです。どんな演奏でしょう、楽しみです。

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