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<No.13>2009.6.28   <番外編>JAZZ CLUB


No.3 ■ 2009 . 6 . 22 (mon)

VILLAGE UNDERGROUNDを出て次に向かったのは・・・

West 4th Stを西へ少し歩いてChristopher Stとの交差点辺りにあるJazz Barの『GARAGE』です。

このお店は基本的にカバーチャージなしで楽しめます。大阪のお店で言うと『JK Cafe』みたいなノリでしょうか。すごいのは、平日なら2組のアーティストが夕方から深夜まで演奏していて、土曜日は昼から深夜まで3組出ています。
24時間地下鉄が動いてると日本でもこんな演奏スケジュールも可能なんでしょうかね・・・・?

結果的にNYの滞在期間中最も足を運んだJAZZ BARでした。

写真上の方に見える『Gay Pride Party』の文字が少し心配になりますが、気にしないようにして入ります・・・
中に入るとすぐに大きなカウンターバーがあり、もう少し入ったところにステージがありました。誰からも見やすいように少し高い位置です。

演奏していたの『Iris Ornig Quartet』。たぶんベースの女性の方がIrus Ornigさん。大好きな雰囲気のサウンドでした。どちらかというとトラディショナルなJAZZ。

30分ほど演奏を見ることができました。すごくドラムのサウンドがかっこよかったので演奏終了後にドラマーさんに挨拶して、使っているシンバルを見せてもらいました。
ジルジャンのKコンスタンチノープルとボスフォラスのなんかだったと思います。
このドラマーさんには気持ちよく受け答えしていただきました。お名前も聞いたんですがはっきりと聞き取れずじまい・・・。ま、ご縁があればまたどこかで見かけることでしょう。
NYってすごいなーって思いながらGARAGEを出ました。クオリティーの高い演奏を連続で見ることができたし・・・。

店をでたのが午前2:30くらいでした。
しかし、人はあふれんばかりで通りはにぎやかです。街の雰囲気にも感心してます。

写真はGARAGEの店の前あたりですが、こんな感じの『赤いポスト』が街のいたるところで見受けられます。この中には週刊誌フリーペーパーの『VILLAGE VOICE』というものが入っていて、ジャズクラブのイベントとか演劇とか、ほぼ全てのイベント情報が書かれてあります。一冊いただいて明日以降の計画を立てます。

で、この後はどうしようかと森崎氏と話しまして、じゃあ、次はジャムセッションやってそうなところでも・・・、ということでむかったのが・・・
GARAGEから歩いてすぐのところにある『FAT CAT』というお店に来ました。このお店はライブハウスというよりもビリヤード、卓球、ゲームなど色んなものが有る中にライブできるステージがあるって感じで、大勢の人が思い思いに楽しんでいます。

なのでお客さんたちは基本的に演奏は聞いていません。ガヤガヤとうるさい雰囲気の中好きなことをしています。GARAGEも同じです。ただ、演奏がイケてて、客が『おぉ!』ってなったら凄い賞賛が浴びせられます。
FAT CATの入り口。一週間のスケジュールが出てます。

入ろうとしたら森崎氏がタバコを1本吸ってからと・・・、待ってる間に撮りました。

このお店でも入る際にはIDを見せました。



地下への階段を下りて、バーカウンターを通りぬけて右奥あたりにステージがありました。ホストミュージシャン達が演奏しています。しかし、この店は照明が暗い!ステージの照明とゲームコーナーのとでえらい差があります。

1:30以降はジャムセッションなので乱入演奏させてもらえるでしょうか・・・、じっと待ちます。

たぶんホストミュージシャンの取りまとめ役の人がこのギタリストさんです。結局名前も聞かずでした。あまり好きではないタイプの演奏だったとゆうこともありまして・・・、声もかけてません。

なんとも好き放題やってる感じのセッションです。全員ソロが長い・・・。なので、1曲が長い・・・。自分のソロの番が回ってきたら、みんなやりたい放題です。

長い曲が終わり演奏させてもらえるかと思いましたが、ある少年がスルスルー・・・とドラムセットに座り、また曲が始まりました。

やっぱり、演奏したければどんどん前に出ていかなければダメです。周りが気を使ってくれるなんてことはありえません。大阪でのジャムセッションでは順番が決まって、何曲やって・・・とか進行役がいるような、そんな世界じゃないですね。

次こそはガツガツと前に・・・

『Can I play...?』とか言いながらドラムセットに座らせてもらいました。もう遠慮とかなしです。こっちも好き放題やらせていただきます!

ま、普通のことしかできませんが・・・。

写真のクラリネットを吹いているのはアイゼア君。日本語を話すNICE GUY。彼はテナーサックスも演奏します。森崎氏と結構親しいみたいで、色々NYのことについて語ってくれました。

この日のジャムセッションで何曲かさせてもらいましたが、このベーシストはイケてた気がします。少し記憶があいまいです。かなりお酒を飲んでいたので・・・・、演奏もへべれけな感じになってたのでは・・・。

彼のベースソロのとき勝手にファンクっぽい感じにリズムを出してみると、『SWING!』って怒鳴られました。トホホ・・・。

彼の言う通りにSWINGにしましたが、今思えばファンクで貫き通してやればよかった。 何か負けた感が残っています。
この日のジャムセッションに、日本人のピアニストの方が来られました。『タナカカツコ』さんというかたです。

ホストミュージシャンに負けない力強さ繊細さを持っていたように思います。1曲だけ演奏してさっと帰ってしまいました。演奏後に挨拶して、ジャムセッションをよくやっているジャズクラブについて教えてもらいました。とても感じの良い方でした。

次の日になって、かなり以前に大阪で彼女のライブを見たことを思い出しました。その場で思い出せばもう少し話できたんでしょうが・・・残念です。カッコいいプレーでした。
森崎氏もやってます。

僕が以前知っていた森崎氏とは少し違いました。

なんか力強くなってます。

この日のジャムセッションで印象的だったプレーヤーがこのピアニスト。

顔はマイルスデイビス似の彼。残念ながら名前は聞いていません。鍵盤を叩く感じはイケてました!

しかしまぁ、マンハッタンの人間はほんまにアグレッシブさが凄いです。ミュージシャンだけでなく全ての人が・・・。
この日の最後にアイゼア君と1枚撮りました。

NY到着早々に色々と体験できました。本当に森崎氏のおかげです。NY在住の友がいると本当に心強いです。初日はこの辺でお終いにして帰ります。 濃い内容の1日目でした。

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