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No.12 ■ 2009 . 6 . 27 (Sat)

さて、NY滞在6日目。残すところ、ゆっくりといてられるのは明日までです。本日も昼過ぎの起床、すかさずマンハッタンへと出かけます。快晴です。

写真はいつも帰りにレモンチキンを購入するコンビニ。イエメン人の店主が経営してます。表では野菜が売られていたり色々品数は多いです。

さて本日は昼間に、見ておきたかった所・・・グラウンドゼロとかWest4thあたりとかを見て、またGARAGEに行こうと思います。今日は田井中福司さんが出ます。あわよくば演奏させていただけるとのことなので期待したいと思います。

West4thの駅から地上に上がったところWest3rdのバスケットコートに来ました。BlueNoteがすぐ近くです。昼間にきたら楽しいことが行われているんじゃないかと思っていましたが、やはりゲームをしていました。

何かの大会の予選か何かでしょうか。プレーヤーは全て黒人さんです。すごいパワープレーの中でダンクの応酬みたいなのを期待しましたが、スタープレーヤーのような存在は特にいないようです。

ゲームに出ている人たちはもしかして高校生とかそんな年齢の人でしょうか・・・・、それにしても体がデカイ。ゲームを解説する人もいたりで何かしら盛り上がっています。

コートの外ではキッズたちがこんな感じで見物しています。

フェンスにかじりつきで見る姿勢をマネしてみたら、立って見るより遥かに楽でした。さすがニューヨーカー。

フラフラとGARAGEへの道を歩いてみます。いつも夜に通るときには閉まっていた楽器屋さん『MUSIC INN』が開いています。

以前、外からのぞいたときは怪しい楽器や人形ばかりが目に付きましたが中はどんな感じなんでしょう・・・

中は、多数の打楽器が積み上げられ、居場所のないギターたちが天井から吊るされ、一人で入るにもギリギリくらいの通路しかありません。

見たことのないギターのような楽器が目立ちました。ギターというか、ウクレレというか、マンドリンとも・・・。打楽器もいっぱいで、コンガは積み上げられジャンベやタブラも煩雑に置かれています。こんなお店にお客さんの出入りが意外と多いのでビックリです。

民族楽器は好きなんですが、あまりに窮屈なので店を出ます。店の奥までたどり着けずでした。

起きてから何も食べていないので少し空腹を感じてきました。だいぶアメリカンフードにも慣れているので、普通に濃いものも大丈夫です。GARAGEのならびによく分からないお店を発見しました。

『SUSHI SAMBA』と店名があります。表で食べている黒人さんはお箸を使っています。日本食かと一瞬思いましたがどうも違うようです。

並ぶ国旗はブラジルとアメリカ・・・日本はありません、でもSUSHI。これは確認すべきと思い店に入ります。

早速メニューを見せていただきましたが、やはり活字ばかりで写真ナシ。どうにも料理のイメージが伝わりません。とりあえず、料理の名前にサンバが入っている料理『Seven Roll SAMBA』を頼みました。写真がそれです。
巻き寿司で中の具がたぶんロブスター。天ぷらも付いてます。ちゃんと醤油とわさびも用意されていましたが、皿の上にあったマヨネーズ系ソースで食べます。濃いです・・・アメリカンフードって感じです。美味しく頂きます。

お値段はこのワンプレートだけで16ドル、約\1,600。少々お高め・・・ドリンク・チップ合わせて24ドルほどのお会計です。勉強になりました。

さて、見ておきたかったグラウンドゼロへ行くため、地下鉄に乗りマンハッタンの南の駅『Rector St』に来ました。

小さな駅ですが、観光客らしき人がたくさんいます。

駅を出て北へ歩くとすぐにグラウンドゼロに到着しました。現在はどうも工事中のようです。工事現場の様子は高いフェンスで見ることができません。

キョロキョロして写真を撮っていると一人の男性が声をかけてきました。『9.11』の衝撃写真集みたいなのを売り歩いているようです。 こんなところでも商売するんですな。

やる気のなさそうなガードマンがタバコを吸っているのが印象的です。

工事現場の周囲は観光客が通れるように通路が設けられています。通路の壁には『ダウンタウンはこんな風に生まれ変わる・・・』といった感じの言葉やマンハッタンの写真があります。本当に多くの人が訪れています。

恐ろしい事件があった場所という印象よりも、一つの立派な観光スポットという感じに見えます。実際に来ている人はどう思っているのか知りませんが。
観光客が見て回りやすいように配慮しているのには感心です。

ローワーマンハッタンはこんな風に生まれ変わります、っていう看板です。

あとから、このウェブもチェックしました。新しい公園、住居、オフィスビルを建設してダウンタウンを再生・・・・ってことがいっぱい書かれていました。

この看板の他にも、9.11以来色んな努力をしてきたとか・・・・考えさせられるような看板が多数あります。なんにしてもこの場所を世界中の人が訪れるわけで、アメリカという国はアピールが上手です。

グラウンドゼロから少し西へ歩いたところ、バッテリーパークという川沿いの公園に来ました。ハドソン河の向こうはニュージャージー州。マンハッタンほどではない感じですが、たくさんビルが並んでいます。

街中は結構ゴミが捨ててあるのが目立ちますが、公園内は凄くキレイです。来ている人たち思い思いに過ごしています。

写真右側真ん中あたりハドソン川に浮かんでいるものは自由の女神です。自由の女神があるLIBERTY ISLANDに行っても良かったのですが、船に乗ったり結構な時間が必要なのでこれでオーケーにしときます。
そろそろGARAGEへと向かいます。

GARAGEに来ました。『Champion Fulton Trio』です。ドラマーは田井中福司さん、ベースNeal Minorさん、ピアノと歌はChampion Fultonさんです。サウンドはオールドスクールな感じで、良い雰囲気です。Champion FultonさんのピアノはなんとゆうかRed GarlandのようなWinton Kellyのような・・・スウィング感たっぷりの音で歌もカッコよかったです。

ここでライブを見ること3ステージ目に田井中さんに代わって演奏させていただきました。残念ながら写真をお願いできる人がいなくて演奏中の写真はなしです。
このライブには先日お会いしたピアノの井高さんも来られていて、井高さんと一緒にNYを訪れていたベースの光岡さんもこの後乱入で一緒に演奏させてもらいました。2人ともカッコよい演奏でした。

この日は他にも日本人のミュージシャンがいっぱい店に来られていて、その後も乱入のセッションが続きます。

初めて見た方でしたが、ギターを弾いているのはマサミさんという方で、凄く熱い演奏でした。お客さんのウケも凄かったです。

この日は乱入させてもらい本当に田井中さんに感謝です。他のミュージシャンもいやな顔一つせずでありがたかったです。 NYでの田井中さんの存在感はスゴイです。

演奏のあとにChampion Fultonさんと写真を撮りました。

すごくキュートな人でした。

GARAGEで少しだけ次の演奏を見てから、店を出ました。

騎馬に乗った警官がやたらたくさんいてます。週末は馬にのって警備なんでしょうか・・・。

この後は何も予定を決めていませんでした。とりあえず、またジャムセッションをやっているであろうFAT CATをのぞいてみようと思います。

FAT CATに来ました。セッションやってます!しかも、なんか演奏はめちゃくちゃスゴイ!超複雑に聞こえるコンテンポラリーなサウンドです。
演奏しているのはホストの方々、名前は全く分かりません。

ステージ横で見ていたらテナーサックスを持った白人のイケメンが現れて僕の横に座りました。たぶんこれから演奏する人だろうと思い、このドラマーについて聞いてみたところ、『Darrell Greenって人、明日一緒に演奏しますよ。よかったら見に来ない?』とのこと。即答で答えます『行きます!場所教えて』 サックスの彼はStan Killianさんという方です。

セッションが続きます。

ドラマーが交代しました。次に座ったこの人もビックリするようなスゴイ演奏。超カッコよかったです。

彼の演奏後に挨拶しましたが名前は忘れてしまいました。とにかく凄かった・・・。私もあとで乱入するつもりですが、あまりにスゴイ演奏が続いて少しビビってます。しかし、手を挙げないことには始まらないのでガツガツいきます。
この後、休憩しそうな雰囲気になりましたが『I want to play!』と行ったら『じゃあBLUESでも・・・』って雰囲気になり演奏させてもらいました。
しかし、このBLUESが超高速で、途中くじけそうになりながらもなんとか終わった感じの演奏でした。ですが、演奏後にお客さんが話しかけてきてくれたりしたので少しうれしかったです。

ステージ横で話をしたサックスのStan Killianさんに名刺をもらい、明日のライブ場所をメモに書いてもらいました。

フレンドリーなナイスガイです。Darrell Greenさんにも挨拶したところ、『明日来て何曲かたたいたら?』と言ってくれました。ありがたい・・・・。

明日に期待。NY6日目終了です。

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