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No.10 ■ 2009 . 6 . 26 (Fri)

現在時刻は5:30くらい。マンハッタンから帰ってきて、近くのコインランドリーにやってきました。
実はニューヨークに来るにあたり、あまり着替えは多く持ってきませんでした。森崎氏の家で洗濯させてもらえば別に良いかなと思ったり、荷物がかさばるのがどうもイヤだったので。
で、この日洗濯させてもらおうと思ったら森崎氏は洗濯機を持っていませんでした・・・。なんと・・・・!!?聞いてみたところ、洗濯機を所有している家は森崎氏の家の辺りでは結構少ないのだとか・・。市の条例とかで、洗濯物を外に干してはいけないらしく、多くの人がコインランドリーを利用してるそうです。 厳しいんですなNYは。

コインランドリーには沢山の洗濯機と乾燥機があります。外に干すことができないから全て乾燥機で乾かします。
洗濯から乾燥まで、約1時間ちょっとでした。料金はだいたい2ドルくらい。
森崎氏に言われてから、気付きました。そういえば、どの家にもベランダがない・・・。屋上を使える人とかは洗濯物を干したりするんでしょうが・・・、これも文化です。

やっと乾燥まで終わったのでテクテクと歩いて帰ります。
電車が動いてます。傾いた電柱が倒れないか少し心配です。

もう7時前くらいかなりの眠気の中で歩いてます。

5時間ほどで目が覚めました。NYでの5日目です。寝ても疲れてます、ナゼでしょう・・・。

本日は見に行こうと計画していた『ISAMU NOGUCHI MUSIUM』へ行きます。あと買ってきて欲しいと頼まれたものを探しに・・・、それにシンバルも買いに行きます。

森崎氏はまだ寝ているようなので、本日は一人で出かけます。もう電車にも慣れてきたので少々迷っても大丈夫でしょう。

いつものごとく電車に乗って出かけます。
目指す『ISAMU NOGUCHI MUSIUM』は『LONG ISLAND CITY』にあります。 D線からN線に乗り換えて行きます。Long island Cityはマンハッタン島から川を挟んで東側。治安は良いところなので心配ないと森崎氏にも言われました。

森崎氏はNYに来てから何度か引越ししたりで多くの場所を知っています。普通に歩いてて危ないような治安の悪い場所もまだあったりするみたいです。

N線に乗り換えました。
写真では分かりにくいですが、手前の男性はタバコを巻いていました。タバコを吸う方の多くが『巻きタバコ』だそうです。
もちろん車内で喫煙すると捕まるので巻くだけしてましたが、通常のハコのタバコは高価なので、NYの愛煙家は大変だなと思った瞬間です。

N線の『BROADWAY』駅に着きました。ここから西へ結構な距離を歩くと博物館です。
あたりの景色を見た感じ治安は良さそうです。

しかし、天気がイマイチ良くないです。晴れそうで、雨が降りそうで・・・。普通の年はこんな感じじゃないみたいです。

駅を降りてすぐの道を西へ歩きます。歩いてみてすぐに気付いたことがありました。
日本人らしき人が多い・・・。

森崎氏にも聞きましたが『LONG ISLAND CITY』は日本人が多く住んでいる地域のようです。

写真の真ん中あたり『Family Market』というコンビニが・・・・。聞いたような名前と思い、入ると店員さんからの言葉は『いらっしゃいませ』でした。やはり日本人のお店か・・・!水を買おうと入りましたがここにはペットボトルのお茶があります!かなりうれしい!それにおにぎりも!!
こんなところで日本の文化に触れると安心してしまいます。

結局『Family Market』では、お茶とおにぎりを購入。ほっとしてしまうあたりが、やはり日本人だと感じました。これはどうしようもない!でも、安易に話しかけて日本人同士仲良くなろうとかゆうことは避けます。
お茶の価格は2ドル90くらいだったか・・・500mlのペットが約300円です。ちょっと高い・・・。でも、緑茶を飲めるのはうれしい。

道の反対側にも日本食らしき看板が出ています。黒いテント『Osaka』と書いてます。すごく入りたい気になりましたが我慢です。NYで日本を感じても別に得な事はありません。バリバリ活躍する日本人には会いたいですがね。

日本食いいなぁという気持ちで先に向かいます。

結構な距離を歩き、少し道を間違えたりもして、やっと『ISAMU NOGUCHI MUSIUM』に到着です。
周辺の建物には落書き等たくさんありますが、この記念館はキレイな状態です。少し違う空気を放っています。

『野口勇』氏は父親が日本人の詩人、母親がアメリカ人の作家という日系アメリカ人。コロンビア大学の医学部に入るも彫刻家の道へ進んだ異色の芸術家。彼は自分がハーフだということで、アメリカでは日本人だとされ、日本ではアメリカ人だとされ、差別と苦労の中で活動し作品を作り続けたすごい人です。最終的にはアメリカ国民芸術勲章も受賞したりで、世界が彼を認めています。こんな強い生き方をしたいなぁ・・・ほんとに。
彼の作品は大阪の万博記念公園でも見ることができます。

小1時間ほど記念館を堪能しました。記念館の中にあるカフェでは、おばあさんたちが数人集まって語らっていました。

マンハッタン島をLong Island Cityから望みます。そういえば、マンハッタンは島でした。小さな島にあれだけの摩天楼がひしめき合い、世界中の人が集まっているんですな・・・。中には、ものすごいエリートの人もいれば、物乞いをしてる人も同じ場所に存在したりしていて、ほんとすごい空間です。

今からまたマンハッタンに戻ります。買ってくるように頼まれた物を探しにいきます。目指すは14st-Union Squareあたりにある『STRAND BOOK STORE』です。

マンハッタンへ向かうN線の中です。

無表情でグラサンをかけた女性がバナナを食べながらたたずんでいます。思わずシャッターを押してしまいました。

Union Squareの駅に到着です。駅を上がったところがそのままUnion Square Parkでした。天気が回復しているからか人が大勢集まっています。

テレビの取材らしきものを受けている人や恋人同士がいちゃついてたり、キツイ日差しの下で日光浴する人とか色々います。

ストリートパフォーマンスをして歌っている人もいます。どれどれ・・・

キレイな女の子がギターで弾き語りしてました。歌も上手です。 でも、受ける印象は普通です。残念ながらチップを入れる気になりません。
NYって不思議とうまいだけではダメなんですね、特徴が出てないと。 ま、世界共通かな・・・。
さきを急ぎます。

『STRAND BOOK STORE』です。ここで私はTシャツを数枚、トートバッグとか色々自分の買い物的なものもちょっとしました。基本的には本屋さんですが、色々グッズが多くて楽しいです。NYに観光にこられた方にはオススメのお店です。特に女性の方には!
なんといっても店員さんがかなりのイケメン、カッコイイ若者がそろってます。男目線で見てこいつらはもてるやろなって感じます。

イケメンは良いのですが仕事振りは少し怠惰な奴らです。とゆうかレジの人間の仕事さばきは日本人の方がすばらしいと感じました。この店以外のレジもそうですが、みなさんレジにどれだけ客が並ぼうと急ぐ店員は誰もいません。ゆっくりとさばいて次の客を『ネ〜クスト』って呼びます。説教してやりたくなります。

さて、頼まれ物の任務も完了しました。

次はイケてるドラムショプ『STEVEMAXWELL』へ行くためタイムズスクエアへと来ました。 昨日買うと約束したシンバルを買いにいきます。

『STEVE MAXWELL』が入っているビルの入り口です。何の看板も出ていないので教えてもらわなければ全然分かりません。

NYを訪れるドラマーにはオススメのドラムショップです。

帰国後に関西重鎮のジャズドラマー東敏之さんと話をしたところ、まだ他にもオールド系のシンバルを扱う店はあるらしいです。東さんはシンバルのバイヤーのような方も知っているようです。さすがNYでの経験がちがいますな。またNYを訪れたときはそのような方にもお会いしたいものです。

下の写真は店内にあったヴィンテージドラムの一部です。他にもたくさんありました。

奥の試奏室でイケメンの店員さんが商品の説明をしていました。店員さんはみんな愛想がいいです。コンビニとかとはやはり違います。この日はSTEVEさんはお休みでした。

シンバルとあわせてケースも購入しました。このあと、持って歩きやすいようにリュックタイプのソフトケースにします。手持ちでは歩くのが辛いので。

そろそろジャズクラブでは演奏とか始まる時間帯なので店を出ます。

タイムズスクエアの50st駅から電車に乗り96st駅まで来ました。目当ては『CLEOPATRA'S NEEDLE』です。出てる人の名前を見てもどんな人かも分からないので、とりあえず見に行きます。

どんな感じでしょう・・・ドキドキします。

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