No.8 ■ 2010 . 07 . 12 (mon)
本日は我が師Larry Marshall氏の実家を訪れます。偶然にも同じ時期に帰郷してるとのコトなので1日おじゃまさせていただくことになりました。
彼の家はペンシルバニア・フィラデルフィア。マンハッタンからはバスに乗れば3時間程度で着くとか。
1日だけマンハッタンを離れます。本日は演奏等なしです。
一応ネットで入念にバスの時刻とチケットの価格を調べておきましたが、勝手が分からないのと言葉の理解が中途半端なのと・・・不安がつきません。
マンハッタンからの長距離バスはここ『Port Authority』から出ます。すごい数のターミナルがあって広くて・・・規模がデカイ!
初めてやる行動はとりあえず緊張します。
チケットを買おうと思いますが、目当てのバス会社の売り場を見つけられません。インフォメーションで尋ねても分からず・・・。ま、言われた言葉を理解しきれてなかったんですがね。ここでも英語力不足です。
最終的には売り場の前まで連れて行ってもらいました。
ここで、往復チケットは英語で『Round Trip』っていうことを学びました。さっさと、乗り場へ行きます。やっとこさフィラデルフィアへ出発です。
バスが出発。ニュージャージー側から見たマンハッタン。
ビルだらけですね。
マンハッタンを出てから数十分も走れば景色は一気に田舎的なモノに・・・。
都会な部分て局地的なもんですね
READINGへ向かう途中の停留所。
周辺に人が住んでいる感じは見受けられません。
READINGが近くなってきました。
景色は普通の田舎ではなくディープなものになってきます。映画の中でしか見たこと無いようなオープンワイドなアメリカが広がってきました。
READINGのバスターミナルに到着しました。
町の中心地のようなところでお店も色々あります。待合にてラリー氏の迎えを待ちます。
この待合所は無線LANがあり、WEBを見つつメールでラリー氏に到着を報告。市街地でない地域でもLANがあるのはありがたいですね。
しかしながら、携帯がないと不便だということを痛感。今回の旅行はマックブックがあったからいいようなものの・・・・。
常日頃からシムフリーの電話を使用しておくべきなのかもしれません。
ほどなくしてラリー氏到着、再会を果たします。少し安心いたしました。
ラリー氏に連れられ、まず彼の家に。ご両親に挨拶します。すごく優しいお二方で素敵な人でした。
大阪で買ったお土産(お餅のお菓子2ハコと食い倒れプリン)を渡すと大喜びしてくれます。
『甘いものばかりですみません・・』と言うと、早速試食されて『甘くないね、これ』と、お母さん。あ、そうか!アメリカのスイーツはもっとどギツイ甘さだ・・・・。食文化の違いを実感。それでも普段は味わえない食感を気に入ってくれました。
このあと、自然あふれるフィラデルフィア、昔からずっと残っている文化を見せてもらいました。日本では目の当たりにすることの無いものばかりで
結構な衝撃です。育った環境とか、経験するものなど色んなことがその人の音楽に影響するように思います。
ラリー氏の原点ですね、ここは。
この日に撮った写真を下にアップいたします。クリックで拡大いたします。
★2010 In Philadelphia
ラリー氏の実家。周りは森です。美しい自然の中にあるキレイな家。
|
湖のある公園がすぐ近くにあります。凄い環境です。
|
湖畔の公園。自由にキャンプができる感じ。木漏れ日が雰囲気良いです。
|
この周辺の景色は昔見た映画のきれいなアメリカみたいな・・・ 『リバーランズ・・・』そんなタイトルの映画だったか・・。
|
Scotts RUN LAKE
|
森を抜けて人里へと下りていきます。車がないと生活できないですね、この辺は。
|
森のエリアを過ぎると、一気に景色が広がります。まるで北海道?なんかスケールがでかいです。
|
走っていると1頭立ての馬車に遭遇。いったいこれは・・・? ラリー氏曰くは、この辺りはアーミッシュと呼ばれる方々の住む地域だそうです。
アーミッシュとは厳格な規則を持ち生活する人々だそうで、電気など現代の技術による機器を生活に導入せず、農耕・牧畜を営んでいるそうな・・・。
なので、彼らの移動は自動車ではなく馬車。車道に馬車と自動車が共存するという一風変わった光景です。
|
車で走ってると多くのアーミッシュの方々の家が見られます。サイロがあって、牧畜での生活が伺えます。
大手の飲料メーカーが彼らの生産するミルクを買っているとか・・・
|
馬がたくさんいます。体の大きいヤツは馬ではなくミョーだったかミャーだったか・・違う名前です。忘れました。
|
牛もいっぱいです。
|
刈り取った後のコーン畑もたくさんあります。それにしても広い・・・
|
ラリー氏のお庭。周りは森
|
庭にバギーがありました。花が植えられていい感じ。ラリー氏の父が戦争でドイツへ行った時の現地の友人が送ってくれたものらしいです。
|
以前はここで水がでていたそうな・・・。
|
ラリー氏の家の中です。暖炉があってエアーホッケー?はじめて見ました。こんな感じの家。衝撃です。
|
他にもたくさん写真は撮りました。上の写真はその一部です。
あまりにきれいな場所で、こういったところで暮らしていたらどういう風な考え方になるのだろうか・・・とか考えます。
音楽を演奏する上で育った環境とか出てきそうな気がします。この土地に圧倒された1日でした。来て良かった!!
この日は全く音楽は無し!!街へ出かけることなく、ラリー氏の母の手料理をいただきました!最高のペッパーステーキ。
アメリカでの、のんびりした1日を過ごせました。ラリー氏、
ご両親に感謝です!!
本日終了!!