さて、今回のNY滞在最終日になりました。全行程10日程度はあっという間ですね。日本から来るのに1日近くかかるし・・帰りも・・。

なので、できる限り時間は無駄にしないように動きまくります。バテてる場合ではありません。

時間を無駄にしたくないのですが、やはりマンハッタン行きの電車がこの日も動いていません・・・・。電車を待つ人の中にはボール遊びをしてる人もいます。たまに線路にボールを落としたり・・・。電車が来ないものだから平気みたいです。
なんだかね・・・・こんな大人は。

とりあえずCorny Islandへ。実に遠回り。

Corny Islandにて。D線でマンハッタンへ向かいます。

天気が良いです。この近所は海水浴もあるようで・・・。今度来るときには行ってみようか・・・。

47thあたりに到着。

あんなに晴れてたのに、マンハッタンに着くと今度は雨です。いったい何なんだ！

私はまたもドラム屋に行きまして、最後までシンバル購入を悩みましたが、今回はなしです。ちょっと高かった・・・。

お土産のTシャツを買い込みます。荷物が少々重くなりましたが、大き目のかばんも買いました。

お土産も購入して時間的にライブが始まるくらいの時間になりました。やはり電車が止まってるのが良くない！！！もっと時間を有効に使いたかったのに・・・。

本日もWest4thへ向かいます。駅の構内ではストリート演奏が。なんか民族的音楽です。こういった雰囲気で自らのルーツ的な音楽をやると 見てる側からすると説得力があって、ついつい見てしまいます。日本人がジャズやるってのも、見た目には訴えかけるものが弱いんですかね・・・。

さて、まずはFAT CATへ来ました。FAT CATの入り口ではカバーチャージ5ドルを支払って、再入場のためのスタンプを手の甲に押してもらうのですが、前日に押してもらったスタンプがまだ消えてない状態で手を差し出したので、受付のお兄さんに笑われてしまいました。どんだけFAT CATが好きやねん・・・と。

ライブのほうはですね・・・・久々にイマイチ感が漂います。普通のバップ。アンサンブルもイマイチ。あまり長く居座らずに次にいきましょう。

歩いてほどなくの距離smallsにきました。ピアノソロだと聞きましたが、演奏者は日本人です。海野雅威さん。
どんな感じか興味がありました。ピアノソロライブのありがちな感じではなく、しっかり構成が組み立てられており最後まで楽しめました。 お客さんも満足げな雰囲気。良いライブです。

終わってから少しお話しました。結構日本でもライブをされるようです。

とりあえず、ライブには満足。

smallsネコくんは受付で態度でかめに寝てます・・・

次のライブもついでに見ていきます。シェリルベイリーさんのギターカルテット。

上手いんですが・・・・んー・・・。なんとも表現しづらいです。楽しさで言うとさっきのピアノソロのほうがずっとスリリングでした。

イマイチ楽しみきれないのでもう一度FAT CATへ。

今回の滞在で何度この店に足を踏み入れたことでしょう。ぜんぜん話をしていないのに、受付にいる人が『あー・・・』って感じで再入場のスタンプの確認なしで入れてくれます。

パワフルな感じでバップをやってます。FAT CATでのライブは全体的にやりたい放題な連中が多いですね。チャージもあってないようなもんだから、たぶんギャラもないのでしょう。その分好きにやってる感じ。それが時として最高にかっこよいものがあったりします。

テキトーに切り上げてクレオパトラにセッションに行こうと思います。

少し時間に余裕があるのでタイムズスクエアに立ち寄ります。

さらにT-シャツを買い足して・・・。

アップタウンへ向かう駅にて、ストリート演奏しているシタール？奏者がいます。

雰囲気がすごくかっこよかったのですが、駅の中が暑い・・・。ゆっくり聞きたいと思いましたが、汗だくになるので来た電車にすぐ乗ります。残念。

クレオパトラに到着。

本日は先週お話した韓国人ベーシストのチョンサン君がまたホストをしてるはず。

そろそろ始まるかと思ってたとき、シンバルを抱えて現れたドラマーが・・・。ずいぶん昔から何かと付き合いのあったドラマー清水勇博君でした。あまりの偶然の再会にかなりびっくり！

ニューヨークでがんばってるんですね。うれしい限りです。

セッションが始まりましたが、最初はホストが数曲演奏。この演奏がかなりカッコ良かった！！

スタンダードからトラディショナルな韓国曲、色々あってみていてすごく楽しかったです。清水君のプレーも数年ぶりに見ましたが、やっぱりすごいなぁ・・・・。僕よりずっと年下の彼ですが本当に良いお手本にさせてもらってます。

この日のセッションも参加者多数。次の日朝早くに空港に行かないといけないこともあったので結局1曲だけ演奏させてもらい帰ります。

最後に清水君と記念撮影。やっぱり彼のプレーはカッコよかった！今回の滞在中に見たドラマーで、もしかしたらフェイバリットかもしれません。すごくクリエイティブでパワフルで繊細です。

最後の日に知り合いである彼と偶然出会えて、すごいプレーを見たことで本当に良い刺激になりました。いろんな意味での勇気もいただきこれからの活動に活かせていけるんじゃないだろうかと・・・・。
やっぱりNYっていいなぁ・・。良いミュージシャンが集まり、大勢の人がいて最高に楽しい街です。ビールも安いし。この街で音楽をやる人間は意識がすごくシンプルでエネルギッシュですね。そのエネルギーがぶつかり合う感じがすごいです、毎度感じることですが。音楽をやることの原点の部分を思い出させてくれます。

また必ず訪れたいと思います。できれば違う形で。今回の滞在でもお世話になった森崎氏、ミシェル氏に感謝です！！NYC見聞録読んでいただきありがとうございました。ではまた