みなさんコンバンワ

人間は環境に適応していく生き物だとつくづく感じます。ドラムの山口です
ニューヨークでの旅の記録を残して行っておりますが、記憶から消えていて書き損じていたことがあります。ここに書き足しておきますね。
それは2日目のこと。クレオパトラでセッションに参加した後、またFat Catに行ったことを思い出しました。
その日のジャムセッションがどんなもんか見に行きましたがホストがLatin Bopとなっており、そんな名前の人いるのか、、、と。
楽しみにしてましたら、実に大所帯バンドでのジャムセッションが始まりまして、、、、始まった曲はEvidence。あぁ普通にスタンダードやるんだと思ってたら、テーマ終わってからはスイングとかではなく完璧なるラテン!ジャズで出てくるラテンではなく、キューバ系のどラテンです。
ドラマーも完璧にティンバレス奏者という感じで、カンカラカンカラとパイーラの響き。もうこんな感じで私自身は演奏することはありませんが、聞いていて実に心地よい音。久々にコンゲイロの音を体感いたしました。
ニューヨークって実に幅広い
ってなわけで5日目、頑張って思い出します。
2018年11月2日金曜アメリカET
さてさて、依然として体調不良。昨日は早めに宿に戻り眠りにつきました。
 そうしたのにはしんどいこと以外にもう一つ理由があります。朝早くからニューヨーク自然史博物館に行こうかと思ったためです。
昨年ニューヨークを訪れた時、津田さんのススメでメトロポリタン美術館には行きました。その時に自然史博物館も凄いと聞いていたので今回はこちらへ行こうかと。
世界最長の恐竜の骨格とか色々なものが展示してあるようだし、くまなく写真を撮って帰れば我が息子(長男)が喜ぶのではと。
こういうところは頑張っておかねば、、、。
自然史博物館はセントラルパークの西側に位置し、10:00より開館。
予想では、早くから行列ができるので9:30過ぎに並べばさほどストレスなく入れるのではないかと思われます。
宿の軽食をいただきいざ博物館へ
Bの線で乗り換えなしす
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自然史博物館っていう駅があります。ここは分かりやすい。

駅を出てくるッと振り返ると、、

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はい!自然史博物館!
メトロポリタン美術館や宿の近くの図書館とかもそうですが、エントランスは実に壮大です

近くまで歩いていくと予想通りすでに行列。ま、でも僕の前には数十人程度です。
しばらく並んでたら列が歩道まで到達、最後尾は見えません
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早めに来て正解。ここにいるのは全て観光客なんでしょう。凄まじい数ですね。



しばらくして開館。
大きな扉を入ると、、、


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どーん!

いきなり大きな恐竜の骨。🦕
インパクト大のエントランスは大事ですね。
チケットを素早く購入。いきなり4階を目指します。お目当ては恐竜なので。
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広いフロアに多数の恐竜骨格。
実に多くの写真を撮りました。





途中ボランティアのおじいちゃんスタッフなのか、お客さんに丁寧に説明している姿を見ました。
僕はそそくさと”Hi-!”と手を振り先へ進みます。専門用語を交えて説明されても正直理解できませんよって。英語力がもう少しあれば、、、、悔しい。


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メインの展示。世界最長の恐竜チタノサウルスです。超広い展示室に収まりきらず入り口まではみ出してます。
これは凄い迫力。これでもかという大きさを展示している感じ。圧倒的です。

残念ながらT-REXはメンテナンス中とのことで展示がありませんでした。ですが、内容的には大満足。ニューヨーク旅行の際にはぜひとも訪れることをオススメします。





さ、4階部分だけでほぼ目的は果たしました。一応下のフロアを見て回りまして、中国や日本などアジア地域の紹介もあります。

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SAMURAIだそうです
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日本人の生涯っていう展示の中に「盆踊り」が紹介されてます。
僕実は盆踊りのイベントって参加したことないんす。そんな人いっぱいいるんじゃないかな、、、、






さぁさぁ、あれこれしてると結構な時間。昼はとっくに過ぎてます。帰りましょう

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帰り際のチケット売り場。チケット買うための長蛇の列です。これは買うだけで40分くらいかかりそう。早く来て正解でした。
お腹が減ってることもありますが、かなりの距離を歩いた感がありバテ方がハンパないです。体調不良も手伝いまして疲れやすくなってるのでしょうか。
宿へもどります。
またまた気合いの昼寝をして夜に備えます。
この日はある意味1番期待しているライブ?
リッチーコッツェンの公演があるのです!
場所はイリディウム!
タイムズスクエアからも歩いて行ける距離。まだ行ったことないハコです。
スタートは20:00からなのですが、たぶんいっぱい並んでるだろうし1時間並ぶ覚悟で早めに出ます。
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現地到着。
早くも大行列ができています。しかも雨降り。まぁまだこれでもマシかと思い並びます。
一応最後尾の男性に確認します。
Line for iridium?

Yes!と返事があったので後ろに並びます。
途中男性は4人以上の団体ということで先に呼ばれて行ってしまいました。

なんだ?1人だと入る順番遅くなるのか?疑問は残りますがそのまま待ちます。

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だんだんと前に進み、店の看板が見えてきましたが、ここで痛恨のミスに気がつきます。
大行列は隣のレストランのものでした!

ちーん

なんというか、並ぶ方向一緒で、iridiumの最後尾の人とレストランの列の最前列の人がかぶってたから見間違えてしまったわけですね、トホホ、、、


っていうかあの男性に確認したのに、、、
テキトーにYesって言いやがったなあのヤロー。今頃レストランでディナーがっついてやがんのかちくしょー!


悔しがっててもしょうがないので並び直します。
たぶん今度は間違えありませんが一応最後尾の人に聞いて確認。
Are you waiting for Ritchie Kotzen?
Do you already have ticket?

Yeah-! と返事。たぶん大丈夫。


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途中店員のお兄さんが出てきます。
「予約してるか?名前は?」
「はい、山口隆士郎と申します」

僕の名前はアメリカ人には本当に聞き取りづらいようでわかってもらえません。

予約の控えの紙を見せたら、束にして持っていた予約カードの中から僕の名前を見つけてくれます。
ちゃんと入れるという安心感で満たされます。


イリディウムは地下にあるライブハウスですが、降りる階段にギターなど色々ディスプレーがあります。

そういえば、最初にニューヨークに来た時はレスポールさん存命でライブしてたなぁと思い出しました。見ておけば良かった、、、





さ、通された席はステージから1番離れたテーブル。列を間違えて並んでたわけですからしょうがないですね

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それでもまぁステージの正面ですからありでしょう。柱の影とかになると全く見えなさそうです。




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神戸牛のバーガーとコロナを頼んで、運ばれて来た頃にリッチー登場!
わー!あのリッチーだ!
正直なところあまり楽曲は把握しきれてないのですが、どの曲もポップでブルース色強くて、聞いてて飽きない!楽しい!
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途中から鍵盤弾いてました。上手い!
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演奏時間が結構長くて1時間半は超えてました。アンコールもあり。まだまだ聞いていたい感があるくらい。

最高だ!リッチー!



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私の前に座っていたフランくんとセルフィー。彼はアルゼンチンのハードロックギタリスト。歌も歌うって言ってなぁ。

狭い席に通された僕を気遣って、ウェイターよんでくれたり、ライブ中は僕が見やすいように動いてくれたり、、、。こんなに気遣いのできる外国人に初めて出会いました。アルゼンチンの印象アップ。日本の裏側の国は良い国なんだろう、たぶん知らんけど。
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超気分良くイリディウムを出ると超のつくほどの大雨、、、
小さな折り畳み傘しか持っていないぼく。ないよりはマシ。でもぼくの履いてきたGUの靴は防水性能ゼロ、、ちーん。
ちょっと歩けば間違いなく足はずぶ濡れになります。
小降りになるのを待ちつつ、駅へとダッシュ!せめてちゃんとした靴を履いてくれば良かった、、、
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電車に乗ると珍しくストリートやってました。ソロドラム。ずっと刻んでるおじさんでした。気分が良いので1ドルいれます。




さてさて、今から向かうのはFAT CATです。オルガンのジャレットゴールド氏のバンドがやっていてそのあとはジャムらしく、竹田さんともそこで落ち合う予定です




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はいFAT CATにつきました。
人が、、、いっぱいで立って見るスペースすらままなりません。金曜の晩ってこんなにすごいのか?
入口あたりまで溢れてます。可愛らしい女の子が連れのオトコのコに「えー、入場料5ドルって言ってるー」とか喋ってます。どこの国もオトコが奢るべきなのでしょうか。



しかしまぁバンドは大所帯だ。オルガンはあるのか?ん?
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あ、やっと発見できました。確かにいました。

客がいっぱいで立ち見で後ろから見てると、客どうしの会話の声で音楽もよく聞こえないくらいの状況です。
こんなに人がいっぱいのFAT CATは初めてです。

実のところ人があまりに多くて混雑しすぎな状況って苦手なのです。落ち着いて聞けないのがつらい。

色々考えた末、もう今夜は帰ろうかと決断。ちょっと演奏なしの日が続いてしまいました。明日こそは!

5日目終了。ではでは
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