ドラムをやり始めると、そのうち遭遇するであろうこと。それは、知り合い(女性)に「実はドラムやってて…」みたいなことを打ち明けると、「えー、マジでー?じゃなんか叩いてみてよ!」と言われること。
そんなこと言われたことないっていう人もいるでしょう。ですが、僕は過去に何度か言われたことがあります。
ドラムセットもスティックも持っていない状況で言われたこともあります。
どないせえっちゅうねんって状況で…。
いつも、言われた時にその人が僕に要求する意図を考えてました。
1.こいつが本当にドラムを叩けるのか確認したい
2.どれほどのクオリティなのか確かめたい
3.アっと言わされたい。なんか期待してる
4.そもそも暇だから時間潰ししたい
だいたいは4.の暇だからってのが当てはまる気がしてます。でも叩いてみてと言われた側としては何をすればウケるんだろうと思考が巡ります。女性に言われたらなおさら。
男とはやっぱりええカッコしたい生き物なのでしょう。男は愚かです
なので、「何か叩いて」と言われれば、どんなことを叩くべきか思考が巡ります。
シンプルにリズムパターンを叩くべきか…、音符を詰め込んだ感じでブワーっといくか、はたまた複雑なリズムでガンガン攻めるべきなのか…
叩いてみてと言い出した本人からすればそんなことどうでもええんでしょうね…実際のところは。
ですが、愚かな男はデモンストレーション的に叩いたその後、もしかして俺に惚れるんじゃね? みたいなワンチャン期待の思考回路で、何とかカッコつけようと必死になるわけです。
ウケるためなら頑張りたい!
で、何ならドラムを叩かずともドラムスティックを片手でクルクルと回すくらいでめちゃウケるなら喜んで回します!
ま、実際ちょっとドラムを叩いたくらいでモテるようなことはありえないので、注意が必要です。叩いてみて「すごーい!」とか言われても、ただの暇つぶし!
頑張ろうとする男の愚かさは半端ない!
「ちょっとドラム叩いてみてよ」…
男性ドラマーを狂わせる恐ろしい呪文です。ご注意ください
ではではごきげんよう