みなさんこんばんわ。ドラムの山口です。

家から出ることがなくなるとヒゲを剃る気にもなれず、美容院が営業自粛する前に髪を切りに行きそびれてしまったため、見た目が今のところ小汚いおっさんを更新中です。

このままこの流れを押し通していけば『仙人』のルックスを手に入れることができるのでしょうか…。

ま、次に家から外出するときにでもまずはヒゲを整えようと思います。

 

 

さて、本日はSNS上で色々と見かける機会が多くみられるようになってまいりました

オンラインレッスンについて、手探りで検証した現在の考察を書き記しておこうと思います。これから先5Gが導入されたりテクノロジーが進んだりしたら、今日書いてる内容も過去の産物に変化していくことだと思いますが、現在オンラインレッスンの導入を検討している方に少しは役に立つ内容だと思います。

ドラムのオンラインレッスンはどうすれば可能か

普段のレッスンでは教室に来ていただき、そこで指導します。対面なら話すことも演奏して見せることも可能で伝える方法としては学校とか塾とかと同じですね。でも今現在音楽教室の防音室は密閉空間だし、その方法は使えません。

インターネット回線を使用して、『話す』『見せる』ができれば可能になるわけです。ここで大事なことは、ただできるというだけでなくストレスなくできるということです。そのために必要なことは何なのか、まずはそれを探るところから始まりました。

 

オンラインレッスンとなれば、パソコンタブレット端末を使用し、ビデオチャットアプリを駆使してやり取りをすることになります。その上で『話す』『見せる』がストレスなくできるとはどういうことかと突き詰めると、、、

音がキレイに聞こえる、途切れない

ということがひとつ。あとキレイに聞こえても相手に声や音が届くのに時間差が大きいとこれは大きなストレスになります。音が遅れない状況、遅延の無さが大事。
そして、

映像が止まらない、音とズレない、動きがスムーズ

なこと、ですね。これらはなんとしてもこれは達成せねばなりません。さすがに初期ガラケーにカメラがついた頃の動画のような感じでカクカク動く映像ではレッスンは厳しいです。

音と映像のやり取りの問題これらがクリアになってないとレッスンどころの話ではなくなりますので。まずは多くのオンラインレッスンでのハードルはここでしょう。

 

ただここでもう一つ、ぼくの教室はドラム教室です。ドラムはギターやピアノと比較しても大変大きな音とすごい振動が演奏したときに生じます。アコースティックドラムを家で演奏するなら間違いなく防音室が必要です。ウチの教室の生徒さんでアコースティックドラムを持っている人はほんの少しだけ、防音室が家にある人はいません。それだけギターと違って身近に楽器を置いて演奏することが難しい楽器です。オンラインレッスンでクリアするべき大きな課題です。

ちなみに自宅の一室を防音室にしようと思ってる方には、僕のブログで防音工事で抑えておくべき点をまとめてます。何か参考になるかも。こちら↓

防音 | 豊中市在住ドラマー山口隆士郎

 

さて、アコースティックドラムは無くとも電子ドラムなら持ってるという方ならそこそこいてます。今や便利な時代。電子ドラムは音量調節ができヘッドホンで聴くこともできます。演奏時に発生する振動は無くなりませんが。
その便利な電子ドラムを持っているという生徒さんはウチの教室では3~4割いてはりました。今回はこの電子ドラムを持ってる方に協力していただき実験検証いたしました。生徒さん側に演奏する楽器がないとなかなか厳しいですし。

今回実験に協力してくれたのは、生徒のWくん。学校がまだ始まらないし、外出は自粛してるしってことでお昼間の時間を少し使わせてもらいました。

彼の部屋にはヤマハの電子ドラム。そして珍しくハイハットシンバルだけはハイステの本物シンバルというなかなかレアな組み合わせ…。Wくんの部屋とウチの教室をネット回線で繋いでどこまでストレスのないやり取りができるのでしょうか。

 

 

ちょっと長くなってきましたので今日はここまで。またすぐ続編を書きたいと思います。次回は、用意した機材、使用したアプリ、通信環境などもう少し詳しく掘り下げていきます。

 

ではでは次回お楽しみに。ごきげんよう

 

 

 

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