みなさまこんにちわ

ドラムの山口です。
しばらく更新が滞っておりました
久しぶりに書きますが、本日はあまり明るい話題ではありません。
私の青春時代というかルーツというか、、、何かと思い出す出来事があったので書き留めておきます
先日、MR.BIGというバンドのドラマー Pat Torpey(パットトーピー)氏が亡くなりました
MR.BIGというバンドは私が高校生の頃にデビューしたバンドです。もう30年近く前、、、
当時私はギターを始めた頃でメンバー全員が卓越したスキルを持ち、それぞれのキャラクターがフィーチャーされたMR.BIGをすぐに好きになりました。僕にとってのアイドルです。
これがパット
パットトーピーは2014年からパーキンソン病を発症し、それまで軽やかに動いていた手足は思うように動かなくなりました。最初に病状を伝えた映像を見たときは本当にショックでした。
テクニカルな曲なんてもはや絶対できないだろうということは見た瞬間にわかりました。
たぶん1番ショックを受けていたのは本人でしょう、、、
それでも彼はドラムを叩くことを諦めずに続けていました。
バンドはマットスターというドラマーを加え、多くの曲はマットが演奏、パットはバラードで数曲をドラム演奏し他はパーカッションやコーラスという形で参加するという形でツアーをしていました。おそらくテンポの遅いバラードを演奏するだけでも相当のリハビリが必要だったことだろうと思います。
Mr.BIGは2017年の秋にも日本に来てくれていましたが、
数ヶ月たった先日パーキンソン病の合併症で亡くなるという、、、、、
彼の訃報をネットのニュースで知りました。
MR.BIGのようなハードロックサウンドを演奏することからは長らく離れておりますが、ニュースを見たときの衝撃は大きく、しばらく何も考えられないような感じでした。
自分にとっていかにMR.BIGというバンドが特別だったかということを思い知りました。
おそらく20歳前後の頃に好きだった音楽は心に深く刻まれるものなんでしょう。
パットトーピー氏は享年64歳。私の印象では早過ぎるという印象です。
まだまだやりたいこともたくさんあっただろうなぁ、、、。人生はこうも短いのか、、、
音楽は追求し出すとゴールがありません。
どれだけ時間があっても絶対に足りることはないでしょう。もしも自分は完成したという人がいたとしたら、間違いなくその人の音楽への探究心が浅かったということです。
パットが亡くなったことで私には考えることがあります。
僕自身は本当に自分のやりたいことに時間を割いて取り組んでいるのかと、、、。
よくよく考えてみると、いつも忙しさに追われてばかりでやりたいことは後回し、、、
なんとなくですが、
時間ができたらやろう、とか
いつかやりたい、とか
今は無理だからそのうち、、、とか
そんな風に考えて生きていたら、人生すぐに終わるぞ
というようなことをパットはファンにメッセージとして送ってくれてるんじゃないかなと勝手に解釈しています。
ま、パーキンソン病で思うように動かなくなってもドラムを諦めないパットですから、そんなことは基本中の基本でしょうけど。
だからこれから先、自分のやりたいことにもっとフォーカスして時間を使わねば、と思うわけです。たぶん人生は考えてるよりずっと短い。
とりあえずはやりたいことに取り組みます。無理矢理でも時間つくろっと。
これから先Mr.BIGってどうなるんだろうなぁ、、、。また形は変わっても続いてほしいなぁ
僕にいっぱい影響を与えてくれたパットにありがとう。合掌
R.I.P. Pat Torpey
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