みなさんこんにちは
最近は大好きなNBAがストップしたまま、人生の楽しみもたくさん減ってしまいふてくされているドラマーの山口です。
ただ、その分ドラムを練習する時間を確保できたりもするので悪いばかりでもありません。
先日少しばかりショックな出来事を目の当たりにしました。
上の写真は、昨年の2月頃に僕が購入したバスケットシューズです。
このモデルはナイキのエアジョーダン1というもので、僕にとってはちょっと特別なものです。
僕が中学生の頃、バスケ部に所属してまして一学年上のキャプテンが使用してました。当時の僕はマイケルジョーダンという人物を知る術もなく、ただただキャプテンの履いてるその靴のカッコよさに憧れるばかりでした。
2年生になったら買う!
そう決めておりました。当時は革製のバッシュを履いて良いのは2年からというなんか暗黙のルールがあり、それを当然と捉えていて、、、今考えるとなんだったのかよく分からないルールですね。
そして2年生になって勇んで買いに難波に出かけましたが、ショップには見当たりません。
なぜかというと、このモデルが廃盤になったから。今思えば、どこかのショップでは絶対売れ残りとかがあっただろうとは思うのですが、それを探し当てるにはインターネットなどないあの時代には難しく、中学生だった僕には到底不可能な事でした。
泣く泣く諦めて他のバッシュを購入して部活を頑張ってましたが、欲しくても買えなかったという思いは後々ずっと引きずるわけですよ、ほんま。
そして時が30年近く過ぎた昨年の頭あたり、友人のFacebookでの投稿でエアジョーダン1が出ているのを見ました。
え?いま再販されてるの?という思いで気持ちがそわそわ。
そしてその数日後、万博公園のエキスポシティのスポーツショップでエアジョーダン1が僕の目に飛び込んできました。
このモデル、この色、、、。30年を経て出会う感動…
やはり再販されてるのか!
『すみません、これの28センチを…』
即座に店員さんにお願いしました。
「あーすみません、28センチとか大きいサイズはなくて…」
………
…
『んだと!?ゴルァ!!!』
って言いたい思いを抑えて、
『あぁそうスカ』
と引き下がる僕。
家に帰ってすぐ、ナイキの公式サイトを確認したら、ありますよー!28センチ!!
迷わずポチっと
めでたくエアジョーダン1オーナーとなったわけです。
30年越しの思いをついに達成することができました。
めでたしめでたし
はい、前置き長かったですがここからが本題。
この再販されたエアジョーダン1が現在えらい加熱した状態になってるようです。
こちら↓
47000円って…
これは某スポーツ用品通販サイト。
確認したいという方はこちら
ナイキ公式サイトで買った僕が払ったのは14000円くらい
1980年代当時の物だというなら47000円という価格は理解できますが再販されたこのモデルでこの値段をつけるって…。
需要と供給のバランスで価格は上がったり下がったりしますから、それだけこのモデルのこのカラーに人気が集中しているという事でしょう。
楽天で検索しても、中古品でもなかなかの強気な値付けがいろいろ見られます。新品に至っては完全に転売ですね。
バッシュなんて、昨今のマスクやトイレットペーパーの転売とかみたいに生活必需品じゃないですが、この転売競争に普通のスポーツ用品店まで加わってるこの状況に違和感とイラッとする感覚を覚えます。
煽ったもん勝ちなんでしょうかね?
エアジョーダン1のこのカラーを欲しがってる方々、、、
落ち着きましょう!
このシューズに30年間思いをしたためてきたこの僕でも、転売屋が出してる金額なら買いません。ナイキが公式で出してる値段ならありですが、転売屋を喜ばせる意味がわからない。
熱が覚めれば自動的に価格は下がるから落ち着きましょう。たぶん「そこまで欲しくなかったわー」って人がいっぱいいるはず。流行りに乗らずとも楽しいことはたくさんありますから。
ってなわけで、物は適正価格で買いましょう。
転売屋は恥を知りましょう。お金を得て信頼を失っていることに気づきましょう。
今日はちょっと怒りのようなものを吐き出してしまいましてすみません。
ではでは、ごきげんよう