みなさまこんにちは
前回はなんかムカついたことを色々吐き出した山口です
ごきげんいかがでしょうか？
人は人と付き合うと色々なストレスを抱えますが、1人だけでいると起こり得ない楽しさや知らない情報を得ることができます。
私はなにかと煩わしさを感じてしまう方なので個人主義なのですが、それだけでは生きていくのは難しいわけです、はい。
常に自分を客観視しながらも自分の感情を最優先させながら生きていく次第です。
さてさて、
こんな個人主義な私ですが、数日間家から一歩も出ないということは結構あります。そうすると意外に人と会わないことをストレスと感じたりもします。
個人主義だというのに矛盾するところですが、実際にそうなので人間とはそういうものかと感じたり、自分という人間の性格がそうなのか、、もっと個人主義な人は一切ストレスを感じないのか、、、、
答えは出ません。
できるだけ、仕事や生活は自分1人で完結できるようにするのが私のモットーなのですが、最近の世の中では間違いなく分業というものが主流なようです。
それを感じた興味深い記事がありました。
こちら
東洋経済オンラインにありました
都心で1人暮らし
7平方メートル程度の狭い部屋が人気
トイレに仕切りもなし
こんな物件が人気とは、、、私には理解不能なところです
ですが、住んでみると心地よかったりするんでしょうか？体験してないので未知数です。
こういった部屋が人気の理由には若者の思考が効率を求めているところがあるように思います。
どういった効率かというと、、、、
●記事にもありますが、郊外に住むことにより発生する長い通勤時間の短縮
●冷蔵庫を持たずコンビニを上手く利用する
●食事は基本外食。都心なら店に困らない
●テレビ、オーディオなどは必要なし。スマホが全て
●都心だから移動に車も必要なし
といったところでしょうか。
この兆候は一人暮らしだけでなく、家族持ちでマンションを買うという人にも当てはまっているらしく、都心の40平方メートル程度の部屋が売れるそうな。
やはり不動産とは動かないもの。場所が命。
その上で狭さは便利さと物を持たないやり方でカバーできるのでしょう。
私の中にはこの感覚はありません。
ですが、これからはこれが主流でしょう。
察するに、この感覚を持った世代の人たちは効率を求めています。効率というのはコストパフォーマンスといってよいでしょう。
その発想の原点としてあるのが、失敗したくないという思いだと考えます。
仕事柄多くの若い人と接する機会がありますが、ほぼ全員にこの失敗したくないという思いがあるのは共通しています。
とにかくものを買ったりして損したという思いになるのを嫌がります。
だから、部屋を借りて一人暮らしするのにも、生活スタイルを効率よく無駄なくやりたい。
都心に狭くてもマンションを買おうという発想もそうでしょう。都心で駅近なら値崩れしないとか。郊外に買って価値が下がるのも嫌なんでしょう。
私はこういうのを目の当たりにすると、それで幸せなのか？と感じてしまいます。
ですが、基準は人それぞれですから、その人たちはその方が幸せを感じられるのでしょう。
ただひとつだけ、失敗したくないという思いが強いのだけは気になります。
それははっきりとわかっていることとして、失敗できない奴は成功もできないのです。
特に損得を目の前の額面だけで判断してしまうと全ての基準を失うことになります。
たとえば物を買うとき、はっきりとそのものの価値がわからない状態で、数ある種類の中から一番高価な物を買うという判断ができるがどうか。
買ってから使ってみて初めてその物の価値が分かります。価値観というのは自分自身のものなので、評価できるのは自分だけなのです。
買ってみて失敗だったと分かることもあるし、良かったと思うこともあります。
大事なのは失敗だったと感じたときに、払ったお金は勉強代だったと思えるかどうか。
最近では、そこに踏み込むがために情報サイトが溢れかえるのでしょう。商品レビューやクチコミ。
参考にするには大変便利なものですが、どんな人間が書き込んだのかは見えないので、完全に信頼するには難しいものです。ですが、失敗したくない人にとってはこの上なく重要なものであり、こういった情報にすがっている姿が想像できます。
これから先、東京などの都心はさらに住みづらい方向に行くんではないかと、僕は予想しています。
人口形成の変化から、税金を払う人間の方が減って行く将来を見れば、少々若い人が流入したとしてもその流れは止められないのではないかと、、、、。
生産年齢人口が減った都心で住民への行政サービスがどれほど期待できるのか、、、
よっぽどの景気回復があるなら別ですけどね。
効率化されると時間は短縮できるのは本当ですが、幸せに直結するかはイコールではないでしょう。
まぁ、若い世代なりの価値観は否定できませんし、これからの主流なので。
幸せという言葉の定義を考えるときかもしれません。
長々と書いてしまいました。
ではまた
