みなさんお疲れ様です。とっくの昔に曜日感覚を失ったドラマー山口です。
土曜日はカレーとか決めるべきかと考えています。でもだんだんと曜日でやることを決めていくというスタイルがコロナ騒動後に変化していくのかもとも感じます。在宅で仕事した場合、9:00~17:00という時間を縛る必要もなくなるし、要は期間内にどれだけのタスクをこなしたかが可視化されていくので、日曜は休むとか決めずとも回っていく社会になるような気がします。
さて、本日は
オンラインレッスンへの道4
ということで、また実験のレポートです。
本日も生徒さんにお手伝いいただき、どれだけちゃんとネットでのやり取りができるかを試してみました。今回、お手伝いいただきましたのは、中学3年生のRくん。名前写真の掲載許可を得ておりませんので写真なしです。あ、でも前回のK野さんは無許可で載せたなぁ…。
Rくんはただいまコロナの影響で絶賛休校中。学校がなく部活もなく時間はたくさんあることでしょう。勉強は頑張ってるとの本人談でした。
Rくん吹奏楽部なのですが、おそらく今年の部活に関してはほぼ絶望的でしょう…。なんとなく世の雰囲気として緊急事態宣言が5/7以降も延長されるよねって感じしますよね。ちょっとかわいそうな感もありますが、ネガティブになってもしょうがない!
持つべき意識として、『こんなレアケースに出会えてラッキー』と考えてほしいところです。そのためにも感染拡大防止のためにStay Homeの精神が大事ですよ。
ちなみに僕は今年の誕生日(4/7)に政府からの緊急事態宣言が出ました。わすれることはないでしょう。
ささ、
今回のスペック確認
僕
●アコースティックドラム
●MacBook pro
●イーサネット接続(有線接続)
●オーディオインターフェースでドラムにマイク4本
Rくんの環境
●ローランドの電子ドラム
●iPhone8
●Wifi接続
●オーディオインターフェース貸出、トーク用マイク貸出
セッティングしたところの写真を撮ってもらいました。
ローランドのHD-3なんですがコンパクトですね、実に。すぐ横にテレビ台があったのでそこにiPhone8を置いてもらい近くにローランドのGo Mixerをセット。VドラムのアウトプットとマイクをGo MixerにまとめてヘッドホンでモニターというのがRくんの環境です。
今回本当にやりたかった内容としてはお互いPCで有線接続の状態でのやり取りだったのですが、所有してるPCが結構古いということ、また無線LANルーターがあるにはあるけどPCを有線接続では使用していないということから、Rくんのお父さんが使用しているiPhone8で試そうということになりました。
そして試したアプリはZOOMのみ!他も試したかったんですが…アプリを入れてもらったりアカウント作ってもらったりが…やっぱり大変かなということで、こうなりました。やっぱりZOOMって導入のハードルが低くて良いですね。
僕からの貸出機材をご自宅まで持っていってセッティングさせてもらいました。そして我が家からZoomミーティングの招待を送信。
うぇーい。つながりましたー!毎度初めてつながった時はやはり感動。
前にWくんと試した時には、僕の設定が良くなかったのでそこはミスのないように…。
音の聞こえ方を確認
またいつものように僕から、ターンターン、ドーンドーン、ガシャーン!!
『Rくんどう?聞こえ方と見え方は?』
『バッチリでーす。ちゃんと聞こえて見えてまーす!』
お、良い感触。で、Rくんに叩いてもらったら、、
タンタン!ドンドンドンド… タン!
うん、聞こえる。聞こえるんだけど…たまに、なんかなぁ…
音のつまりがちょこちょこあるんですよね。ここ気になるところです。
前回僕がよく分かってなかったオーディオの詳細設定。今回僕の方は設定しました。ですが、Rくん側では何もしていません。
僕のiPadで確認してみたりもしたのですが、iPad版、iPhone版のZOOMにおいてそのオーディオの詳細設定するところがどうもなさそうです。これはウェブでも調べてみましたがiOSではどうも背景雑音の除去って項目が見当たりません。この辺、、、相手がPCでお互い有線接続だとしたらどんな感じに変わるのでしょう…。興味が尽きません。それはまた試したい!!
実際にレッスンしてみる
さ、気になる点はちょっとあったりしますが、全体的にストレスは少ないので実際にドラムのフレーズを説明してレッスンしていきます。
僕のウェブで出してるドラムソロフレーズNo.4のレクチャーをします。生徒さんには解説ページをお知らせしてるんですが、現在まだ作成途中でして完成しておりません。ドラムソロ研究のページはこちら↓画像の下の文字列をクリックしてください
ドラマー山口リュウシロウWeb Siteドラムソロフレーズ研究
とりあえずゆっくりから、僕の動きと説明でどれだけ伝わるか。RくんはiPhone8の画面でしか確認できません。
で、伝えてから一緒に演奏。この環境なら間違い無くタイムラグは出てきますので、そこはよしとしてRくん自身は僕の動きに合わせてくれてるなぁという事が確認できました。
ひとしきり説明して一緒にフレーズを叩いてから、聞いてみます。
『どうだった?映像はちゃんと確認できた?』
『全然問題なくいけましたよ!』
おぉ!これはすごい。というかスマホの画面だけで確認できてしまうRくんのスキルもすごい。
ということで、なかなか楽しく終了できた今回の実験。可能性をいっぱい感じました。レッスンのやり方を工夫していけば、対面でのレッスンより伸びていくことも可能ではないかという気もします。
Rくん!ありがとう!!
今回のまとめ
ストレスなく楽しく通信できたということが非常に良かったです。設定にこちら側が慣れてきてるということも含め全体的にやり取りがスムーズになってきました。その上で導入にストレスが少ないZOOMの威力はでかいなぁと感じました。今度またやることがあればスカイプをあらかじめインストールしておいてもらってアカウント作るところまでやっておいてもらえたら良いかもです。
あと、何というか多くの人のネット事情というか、家での通信環境のあり方が何となくつかめてきました。パソコンを持っていないという人がそこそこいて、持っていたとしても古いまま買い替えていない状況、っていう人が多いと思います。スマホは新しいものに変わったらそれなりに買い替えていくけどという人が。パソコンてやはりそうそう買い替えないものなんですよね。
僕自身はスマホを持とうという気があまりなくて、ちょっと前までガラケーでした。最近楽天モバイルでスマホに変えましたが、それはとにかく月額の使用料金が安いから。
それでいて、あと多数派だと思われるのが家に無線LANルーターがありながら全ての機器はWifi接続。僕はPCに関しては絶対に有線で接続しておきたいという気持ちが強くありまして…。そういうのもあまり多数派の考えではないようです。
この状況でオンラインでレッスンが気軽に受けられるようになるには…。難しいですねー、ほんと。
ローランドさん、商品考えてくれないかな。LANケーブルを差し込みさえすればあとはヘッドホンでモニターできて最速の環境出せるV-Drum。セットの正面にiPadなりiPhoneおいてレッスン環境が超手軽に出来上がったら…。
なんて想像しながら今日はこの辺で。
ではではごきげんよう
Stay Home,Stay Safe