みなさんこんばんは
ドラマー山口です。早くも2020年1月が終了してしまいました。

もう2度と訪れることのない2020年1月を意味のある過ごし方ができたのだろうか…。しっかりと自問自答しようと思います。
でも過去のことを考えることに時間を割くことは無意味なことが多いのでほどほどにして明日の楽しいことを考えましょ。

 

 

さてさて、本日は楽譜を作成することについて書いておこうと思います。とくに今回は私の楽譜の作成方法について紹介しておきます。

タブレット端末で楽譜を書こう

今現在僕は楽譜を作る時にiPadを使用しています。以前は手書きで作成しておりましたがタブレット等使用して楽譜を書こうと考えたきっかけは…

譜面作成にかかる時間を短縮して自分の時間をもうちょっと持ちたい

と感じたことからです。毎日毎日、楽曲のコピー譜やレッスン資料を作成する中でペンを握っていると右手の中指が変形してきて、ペンが骨に当たってくる感覚が辛くなったりもしてきました。痛みから解放されたい思いともっと早く書き上げたい思いと、他には管理する手間をもっと省きたいという思いなど色々ありながら、思い切ってiPadを購入して譜面作成のアプリを探しました。

手書きで書いていた頃、それなりにすごい枚数の譜面を書いていたのでパッと見の体裁はそれなりに見やすくキレイに描くようになっていました。こんな感じで

まとまった感じで綺麗に描けると満足感も高いのですが、手書きで作成する効率の悪さが1番の問題だったかなと。1曲書き上がるのにかかる時間を短縮したい思いでいっぱいでした。そして書き上げた譜面を生徒さんに渡すためにコピーして用意しておく作業にも疲れていました。コンビニによく通っていた…
ちなみに手書きで書いてたのは2014年頃まで。

譜面作成のアプリはどれがよいのか

iPadを購入したのが2014年。購入してすぐアプリを探しました。ドラム譜面を書けることがまず第一。何個かダウンロードして試して確認しました。比較していくうちにドラム譜面作成アプリに対して求めている大事なことが分かってきました。
それは、

  • 入力が直感的に早く出来ること
  • 入力後の編集がある程度自由にできること
  • 書き終わってそのままファイル化されること(特にpdf)
  • クラウドや他の譜面管理アプリと連動できること


  • といったところです。

    その点で1番良いパフォーマンスを出してくれたのが、

    Notion for iPad

    です!!こちら

    Notionでドラム譜面を書くとこんな感じ

    Notionを使用し始めて最初は試行錯誤の連続でしたが、慣れて使用方法を把握しだしてきた頃から譜面を書き上げるのにかかる時間が格段に早くなりました。こんな感じです。

    手書きに比べて作業効率が劇的に上がった!

    1つの音符を描くにしても、手書きなら丸書いて線引いてっていう作業が必要なわけで、アプリを使うと1回タップすればできてしまう。この作業効率の上がり方はたいへんありがたい!そんな思いでした。コピペ最高!

    そしてNotionは書いた楽譜を演奏するという機能もあり…簡易ドラムマシーンとも言えます。

    Notionで作業するようになり、僕は電車移動してる間もドラム譜面を作成することができるようになってしまいました

    これは良し悪しというか何というか…空き時間の多くを譜面作成に当てられるようになってしまったわけです。電車の中でリラックスしていたのがあくせくと譜面書きの時間へと変わっていくという…。

     

    そして次に便利になった点

    Dropboxと連動して管理できるようになった

    これは、楽譜を書き上げてすぐに自分のDropboxに保存して整理しておくことができるという超ありがたい機能。手書きだとファイルにするために一度スキャンする手間が発生しまして、それが本当に面倒でした。
    書き上げてすぐに生徒さんやバンドメンバーにメールやLINEで送ったりすることができるって素敵です。

     

     

    もろもろNotionの良い点については一緒に演奏したりするベーシストの雪谷くんも記事にしてます。こちらも参考にどうぞ。

    ipadアプリ「notion」がとても優秀な譜面作成ツールなので紹介!

     

    Notionを使った結果

    とにかく作業効率が上がりました。期待していた効果は十分に発揮できたと思っています。
    Notionについて色々細かい点で良くなったことは他にもあるのですが、こんな感じで2014年頃に譜面作成の仕方はガラッと変わりました。
    楽譜作成にかかる時間、管理するための作業の時間が本当に短縮できるようになったので、それにより自分の自由な時間が増えたかと言うと…

    自由な時間が減り、譜面を書く量が激増した

    という結果になりました。ちーん…

    いや、まぁあのなんとしてもゆっくりしたいとかそういうことじゃないんですが、テクノロジーの力を借りて楽になるかと思いきや逆に時間を奪われる結果になったということです、はい。

    それは「書く」という作業だけをサポートしてもらったからであって、「音を聞き取る」とか「考える」とかその辺までやってもらえると自分の時間はもう少し余裕が出るのかなぁ…。

    んー、それになんと言いますか、1曲採譜するのに1時間かかってたのが30分でできちゃうと残りの30分でもう1曲採譜してしまう…みたいな?作成しなきゃいかん資料とか膨大なので…あぁ貧乏性…。結果的に30分で終わらずってこともあったりで全体の作業時間は伸びてます。

     

    しかしまぁ、聞き取るとかそんなところまで機械がやっちゃうくらい便利になったら、音楽やる人はもうすでに全ての資料を手に入れているようなものですね。そんな時代が来るのでしょうか。まぁでもiRealなんて資料がそういう最たるものかも。

    今のところNotionで落ち着いてるのですが、新たな譜面作成アプリをそろそろ探って行こうかと思います。Notionは良いのですが新たなものは求めていこうと。

    ま、でも必死に採譜することがもはや必要なくなる時代が近いのでしょうね。知らんけど

    ではではごきげんよう

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