さて、ルーディメンツの内容に入って行きましょう(やっと)。

2014-06-30-23-57-10

まずたくさんあるルーディメンツのテクニックを大まかなグループに分けておきますと、、、
1.ロール系
2.フラム系
3.パラディドル系
4.ラフ系

の4種類に分かれると言って良いと思います。
それぞれのグループで色々な技があるわけですが、、
その4種類のグループ全てにおいて必要なテクニックがあります。それはダブルストロークです。
ルーディメンツはダブルストロークから取り組み始めるのが一般的な流れでしょう。
このダブルストロークですが、ルーディメンツの中では『ロングロール』という名前で明記されており、最初に出てきます。
なので、ダブルストロークもルーディメンツの重要なテクニックの一つ。
これができないと、ほぼ全てができません。
ダブルストロークを説明しますと、右手左手を2打ずつ叩き続けるということです。
ただ必死に2回ずつ叩くのかというとそうではなく、1回のストロークで2回叩くという事が必要です。
それにより、腕は半分の回数しか振っていないのに音は倍の回数なるということが可能になります。
1度で2度美味しい!ストロークです。
四字熟語で言うと『一石二鳥』でしょうか。
その昔、江崎グリコは『1粒で2度おいしい』というキャッチフレーズでアーモンドグリコを一躍有名にしました。最近ぜんぜん食べる機会がないので味は忘れました。本当に2度美味しかったかな....?
ともかく、この美味しいストロークにより長時間の連打フレーズが容易になります。
ザー....って。
ここで、このテクニックの重要なポイントは、ダイナミクスをコントロールできることです。
またダイナミクスかよ、、、、
って思われそうですが、音量と強弱を操れなければ、それは使えないテクニックです。
ダブルストロークをしっかりコントロールできるようになるには、、、、
細かい手の動きに注目する必要があります。
動きを解説いたしますと、
1打目-----手首または指の動きで打つ。
2打目-----指を握る動きで打つ。
それぞれの動きで音量をコントロールし、スムーズに繋げてダブルストロークの出来上がりです。
おそらくドラマーでない人でも動きを理解できればできるようになります。たぶん。
練習動画はこちら↓
8分音符、3連符、16分音符、6連符、32分音符とチェンジアップしています。


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