みなさまこんばんは!
頭の中はドラムかバスケのドラマー山口です
最近、筋力の衰えと白髪が増えていることが気になって仕方ありません。
近々毛染めに行ってみようと思います。黒く染めるよりは明るい色を入れた方が若々しくて良いのでは、、、と思ってしまうあたりが年を取った証拠なのかもしれません。
何色になってるかはまたライブに来ていただけたら確認できるかと思います。
そんな目的でも良いので私のライブに足を運んでくれると嬉しいです。
よろしくお願いします
さてさて、、、
本日2017年11月8日
タイトルにあるように
ドラムセットを電車で運んでライブする
ということをやってまいりました。
多くのドラマーさんはご自身のドラムセットを運んでライブされていることかと思いますが、電車で運ぶとなるとその経験をされた方は少数になるかと思います。
基本的にライブ会場にドラムセットがない場合は自身のドラムセットを持ち込まなければなりません。
そうすると必然的に車で運ぶことになります。ドラムセットって超重たいし、デカいし。
ということはそういったドラムセット持ち込みライブの時は終了後の打ち上げではノンアルコールの飲料しか飲めず、気分的には打ち上がらないまま、、、
というドラマーあるある的な、近年実に由々しき問題をどうにか解決できないかと頑張ってみた次第です。
つまり、
ドラムセットを電車で運んでしまえば、ライブ後に気にせずビールを飲めるじゃないか
ということをコンセプトにして、それに対応できるようなドラムセットを用意し実行いたしました。
誰かに運転手を頼めばいいじゃんー
とか
代行運転頼みなさいよー
とか
そんなクソみたいな意見には耳を傾けませんのでよろしくです。
ライブで得られるギャラがいくらぐらいか知ってればそんな意見は出ないはず!
いや、売れっ子でいつもライブ動員超満員の人は可能か、、、、
ともかく!ローディーも代行運転も選択肢にない私が、電車という便利な公共交通機関を利用して取り組んでみました!
ここからけっこうレポートとしては長くなるかと思いますが、お暇あればお付き合いください。
まず、
ドラムセットを電車で運ぶとなると、あまりに大きなものは不可能です。
例えば、テリーボジオ氏が使用するようなセットとか、、、、
こんなの

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こんなもん、、、
車でも何トントラックとかの世界ですね。セットアップするのに2日はかかるかという説もあるようです
こんな点数の多いドラムセットは別としても、ドラム自体が大きい口径のものは電車での移動は不可能ですね
こんなのとか

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懐かしきコージーパウエル氏のドラムセット。
パスドラムが2個あるということもありますが24インチのバスドラムなんぞ電車で運べる代物ではございません。
電車では持ち込める手荷物の大きさに制限があるのです!
こちら
http://www.osaka-monorail.co.jp/faq/faq-3.html
持ち込む手荷物の3辺の合計が250センチを超えてはいけない。
重さが30キロ以内

というのがおおまかなルールなのでしょう。
そして、これを考慮した上で私が目をつけたドラムセットがこちら!
http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/124541/
日本において楽器を安売りしたら、右に出るものはほとんどいない!サウンドハウスオリジナルの子供用ドラムセットです!
写真だけ見れば凄いクオリティの商品に見えますね。
これなら小さいし、アレンジすればすぐ使えるだろう!というのが狙いです。
商品説明を詳しく読んでいただければわかるかと思いますが、バスドラムの大きさが16インチなんです。
私が考える上での、16インチはバスドラムの低音を得るために小さくできる最小インチ!
ある程度ズドンという低音が出てくれるだろうと期待しての選択です。
この辺は色々意見の分かれるところですが、自身のこだわりを追求です。
そして注文したらすぐ届きます。
届いて組み立ててみました

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オーイェー!!!
なんかいけそうな気がする。
ちなみにこの写真は1ヶ月前くらいのもの。今日の日のために綿密に考えて行動していたわけです。
さてさて、
ドラムセットを電車で運ぶということについて、方法論は色々とあるわけで、何もこんなドラムセットをわざわざ運ばんでもえぇやないかい!という意見もある訳です。
最近では、カホンという楽器も多くの人に認知されるようになってまいりました。
こんな楽器を見たことある方も多いかと思います。

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知らないという人のために、このカホンという楽器はですね、、、
実に優れている楽器で、手軽に低音と高音を得ることができて、それでいて単なる木箱であることから運搬も楽です。電車で運ぶとなるとカホンを選択する人も多いでしょう。そして、多くの人がドラムセット自体の代用品として使用しています。カホンとスプラッシュシンバル1枚あれば鬼に金棒です。
人によってはドラムペダルを上手いこと使って、バスドラムの代用品として使う方も多数おられることでしょう。
本当に優れた楽器なのです。
大阪では濱崎カホンが実に優れていて良い音を出していると思います。
ですが!!!!
今回はこだわる点の一つとして、、、
太鼓であること!カホンではなく!
これがあります。
ドラムセットということに重きをおいて、誰が見てもドラムセットという物を使うこと。
それでいて、太鼓というものは打面と裏面の両方のヘッド(太鼓の皮)があるものと定義したい!
持ち運ぶためにシングルヘッドを選ぶ方も多いかと思いますがあくまでこの点は貫いてみようかと。
そして面倒臭いですが、あともう一つのこだわりがあります。
ドラムを運ぶのがたいへんな時に多くのドラマーが選ぶ選択肢として、ドラムセットの点数を減らすということがあります。
タムはいらない
とか
シンバルは1枚
とか
下手すりゃスネアとシンバル1枚でいい
とか、、、
確かにそうすれば移動は楽になるのですが、、、こだわるのはドラムセット!
雑破な絵ですが、こんなのを最低限とします

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見づらくてすみません。
スマホの筆談アプリで描いてみました。
バスドラム、スネア、タム、フロアタム、ハイハット、ライド、クラッシュ
これが基本ということを曲げない!
『あ、なんか小さいけどドラムセットよね』感があるかということを大事にします。
ややこしくなってきましたので少し整理しますと、
今回の縛りは
● ドラムセットを何としても電車で運ぶ
● カホンとか便利な優れもので代用しない
● シングルヘッドはなし
● 点数を減らすのもなし
● できるだけファンクとかでも使えるようなサウンドを求める
● 大きな改造はしない(胴を切るとか)

こんなところです。
大きな改造は正直できるスキルがないです、、、。穴開けるくらいならできますが、、、。
市販のものを使って、ヘッド張り替えくらいまでといたしましょうかと。
その方が多くの人ができるでしょうし。
いや、こんなことやりたい人どのくらいいるだろうか、、、
さ、えらい前置きが長くなりすみません
ここからは本日のレポートです
サウンドハウスで買ったドラムセットを手持ちのハードケース等にまとめてみました。
こちら

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一番下のハードケースは16インチ
バスドラム、タム、フロアタム、ハードウェア類が詰まってます。重さにして約19キロ。
なかなか重い。
そして運ぶための台車はこちら

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折りたためばぺったんこになるこいつ。
耐荷重が60キロ以上とサイトには書いてるのでこいつで大丈夫だろうとセットしてみました、、、

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えー、うん、、、、
正直ねー
間違いなく運んでる途中で潰れるよ
という直感と天からの声が聞こえてきました。
耐荷重ってのはおそらく、プレートに収まる大きさってのが大前提でしょうね。
これはあかんやつでした
さぁどうしようかと考えても選択肢は他にないので、マグナカートと呼ばれるこれもまた収納時にはぺったんこになる大き目な台車でいきます。ズレ落ちないようにがっちり固定

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ちゃんと採寸したら3辺合計が200センチ!
レギュレーションクリア!
運ぶスタイルはこんな感じです

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本日は超絶悲しいことに雨でした、、、
傘をさして、背中にはシンバル。
傘がなければもっと楽なんですよ、たぶん、知らんけど

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意気揚々と出発しましたが、
駅が遠い、、、
いつもなら10分程度で着く駅まで20分ほどかかります

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やっとこさ上に上がるエレベーターが見えました。
駅までの距離が遠いところに住んでることは、ドラムセットを運ぶ上では大きなマイナスですね。
ただ、そのために引っ越すということはどう考えてもオススメできません。

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モノレールの駅です
時間にして17:00過ぎくらい
いつも向かう時間帯よりも少し早めに出ています。通勤ラッシュを避けるためです。
ただ、この時間だと学生さんが多いですね。
5駅ほど移動
その後乗り換えです

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乗り換えの駅で、切符購入してエレベーターに乗り込みホームに降りると電車が来たところです。
なかなかスムーズに行ってます。
ここまで、運搬する上で一番困る段差に苦しめられることは一度もありません。
バリアフリーは完璧です。日本大好き。

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はい!目的地の駅に到着しました!
ひとまず安心。駅員さんに呼び止められたりすることもなく、ほぼストレスなしで来れました。
通勤時間帯を避けたことはおそらく正しかっただろうと思います。人が一杯の車両にドラムセットとともに突っ込んで行く勇気は私にはありません。
でもまぁ、でっかい荷物を運んでる私をジロジロと見つめる目線はたくさん感じました。気にしませんけどね。私には確固たる目的がありますし。

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さぁ、あとは駅を出てお店に行くだけ。
改札は2階なので1階に降りるエレベーターを探します。
すると、警備員さんが声をかけて来ました
『エレベーターお探しですか?今ね、エレベーターの付け替え工事してるから使えないですよ』
『………..』


心の中でしばしの沈黙があり、、
っんだとぉ?!ちっしょー!
という心の雄たけびがありました。
警備員さんになんとかエスカレーター使わしてもらえないか聞いてみると、あっさりオーケー。ことなきを得ます

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いやー良かった良かった
大きな荷物を運んでいるときに、階段しか昇降手段がないともうお手上げですから。

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ゴロゴロと転がして、やっとたどり着きました、高槻JKカフェです。
知ってる方も多いかと思いますが、こちらのお店にはちゃんとドラムセットがあります。
スネアもシンバルも自ら持ち込まずとも良い音で演奏できる環境はあります。
本日はドラムセットを電車で持ち運ぶ挑戦をこのお店でしたわけです。
次回は普通に使わせてもらうことでしょう。

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家からここまで運んで来て、このお店に入るための段差が唯一の段差です。
バリアフリーって良いですね

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無事にお店に到着!17:30すぎです。
少し休憩。そのあとはドラムセットを組み立てねばなりません。

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荷物を捌いていきます

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一番大きなハードケース。
開けたら一番上にバスドラムのヘッドです。
今回、バスドラムはヘッドをはずして運んでます。両面とも外して、その中にタム類をぶちこむという感じ。こうせねばドラムとハードウェアをまとめて梱包することができませんゆえ。

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はい、その下はハードウェア類とか

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はい、出て来ました。太鼓たち

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バラバラと出していきます。やってみて気がつきましたが、ドラムセットを組み上げる上でお店にそれなりのスペースが必要ですね。
JKカフェはそこそこ広いので助かります。

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バスドラムにヘッドをはってチューニングです。
打面用にエバンスのEMAD フロントはレモのファイバースキンを使いました。こだわってこれというより、家にあった使ってないヘッドがこれだったという感じです。
あるものを使ってお金は節約です

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さて、組み上げるうちにひとつ問題が出ました。
タムをタムホルダーでセッティングするとどんなに高くセットしてもスネアより上にはできません、、、。
この画像のタムの高さは最大限に上げてこれ、、、。さすが子供用
一応予想していたので、シンバルスタンドにアタッチメントをつけてセットします。

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はい!完成ー!
一応演奏できる環境を整えました。組み立てを始めてから約50分。やはりドラムヘッドを張る作業が必要になるのは時間がかかります。
ちなみにドラマー側から見ると、、

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バスドラム16インチ
タム10インチ
フロアタム10インチ
スネアはパールの古~いやつ 14インチ
フロアタムが10インチというのがかなりツラいです。しかもテンションが4本しかありません、、、、。しかもタムも4テンション、、、。
ヘッドのボルトとボルトの間がどう頑張ってもベロベロです。この辺りはリムがどれだけ頑丈かが大事でしょうね。思いっきり歪んでました(笑)
シンバル類は持っている中で一番軽いボスホラスのブラックシリーズです。
20と18。
20インチなんぞ1600グラム程度しかありません。持ち運びでは軽いのが一番です。
しばらくして他のメンバーも到着。本日はオルガントリオです。
19:00過ぎから演奏開始。
見に来てくれてた生徒さんに動画を撮ってもらいました。
本当ならちゃんとレコーダーを使うべきでしたが、持ってくるのすっかり忘れてしまうという、、、、
なので、ipod touchで録画。
ドラムセットの音はこんな感じでした。


実際に演奏して、やはりフロアタムの音がフロアタムらしからずです。10インチで深さ5インチですからね、、、、
周りの反応としても、フロアの音がベロベロですねー的な物が多かったです。
口径と深さというのはサウンドに直結します。でもこれを大きなものにしたら運べるのだろうか、、、?
あと、バスドラムのセッティングでペダルをフープに固定せずペダルの上に乗せる形でいきました。
これは普通に固定すると太鼓の真ん中から程遠いところにしかヒットしないので、少しでも真ん中に近い位置をヒットするための苦肉の策です。
するとどうでしょう、、、、
演奏中にはバスドラムがグワングワンとよく動いてくれました😂
普通に固定してみても良かったなー
ま、色んな葛藤とでこの結果。まだまだ改良はできることでしょう。
しかしまぁ演奏自体は特に大きなストレスがあったわけでなく、ちゃんとドラムセットとして機能してくれました。
ということで、大きな事故なく終了した演奏。
その後にはお片づけがあります、、、。

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コンパクトに収納したあの状態へ、、、、
片付けるためにヘッドを再度外すという作業は気分的にはなかなか重かったです。
でも、仕込みに比べると撤収作業というものは素早くできるもので、もう一度梱包するのに30分ほどで完了しました。慣れるともっと早くなるでしょうね。

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そしてお疲れ様のビール!
この一杯のために家から台車に乗せてゴロゴロと、、、
移動の大変さとこの一杯の価値は同じなのだろうか、それとも重いのだろうか。
これはやってみた人にしか感じることのできない貴重な体験。
ありがたや、ありがたや
というわけで、
ドラムセットを電車で運んでライブする
というミッションはクリアされました。
全体的な感想、考察としまして、
1.家から駅までの移動が大変。距離があるとなお辛い
2.たぶんバスを使用するのは不可能
3.雨は嫌いだ
4.駅まで着ければストレスは一気に減る
5.でもそれはバリアフリーが出来上がっていること前提ね
6.つまり怖いのは階段
7.人の目は気にしないこと。手荷物の規定に収まっていれば悪いことしてるわけじゃない。
8.でも移動時間帯は気にするべし。ラッシュは避けましょう
9.目的地に到着できたら、そのことに感謝しましょう。ちょっと休憩したらセッティングね
10.セッティングしてるときはワクワクしますよ!
11.演奏は最大限楽しもう!当たり前か。
12.演奏が終わったらお客さんに挨拶してから、できるだけ早目に片付けた方が良いでしょう。
13.片付けたらビールをいただきましょう!気分は最高潮。
14.お店がビール無くなりましたとか言いだしたらキレて良いと思います。
15.酔いが回って打ち上げ的な飲みが終了したら帰宅する行程が待ってます。もう一度運ぶのですよ。帰宅するまでがライブだと思って頑張りましょう

以上、私の経験を書き記しておきました。
少しでも参考になればと思います。
ではみなさまごきげんよう

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ドラマーに必要不可欠な基礎練習をレクチャーしているDrums Basic Skill Trainingです。
当教室の門をたたいてくれる方の多くから、『我流で曲のコピーのみやってきたのでドラムの基礎の部分を知りたい』を聞いたことからこのウェブレッスンを作成するに至りました。
ドラム上達に必要な練習をシングルストロークに絞ってレクチャー。
動画に合わせて練習するプログラムです。

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